第118回
”コロシアム観てきました”の巻


遂に、本物の「ブリティッシュ・ロック」、最終兵器を観てきました。
バンドは、「コロシアム」、場所は自分たちがライブをやらせて貰うこともある川崎クラブチッタ。

2月17日(土)開演は午後6時。いつものライブより早いのは、私のような遠方の人に配慮したんでしょう。
どうしても入り口を間違えてしまう癖があり、入場が遅れたら、おじさんがいっぱい。
なんか、こんな風景初めてだ(いつもチッタは、若者ばかりだったからねえ)。

ライブを座ってみるのも久しぶり。
日本では、おそらくファビュラス・サンダーバーズの初来日以来かなあ?
物販コーナーに群がるおじさんたち。
パンフレット、Tシャツを一緒に購入するとサインがもらえる。迷ったけど、諦める。

ライブは、本当に素晴らしかった。筋金入りっていう言葉がぴったり合う。
72年、初めて知った時には解散していたので、遂に35年間の念願が叶った!っていうところです。
亡くなった、ブリティッシュロックの歴史そのものといっていいディック・ヘックストール・スミスのライブは、幸運なことにイギリスで ”ブリティシュ・ブルース・ロック” のオールスターズのようなバンドで観ているので、今のコロシアムを観る気持ちに切り替えて、ライブに臨みました。

バーバラ・トンプソンがいるコロシアム、そちらに興味を持って。

一曲目から、”わっ!コロシアム” と思わせる迫力。デイブ・グリーンスレイドは凄い。
この人たち、60歳ぐらいだよなあ。なんでこんなに凄いキレがあるの?

二曲目で、我がボーカル・ヒロー 「クリス・ファーロー」 登場!私の気持ちは完全に浮いている。
でも、あの ”迫力” はさすがにありませんでしたが、そこは少し目をつむる。
なんたって、”想像されたウエスタンのテーマ” だから。

最初の雄叫びを聴きたかったけど、さすがに無理のようで、マーク・クラークがサポート。
その辺りが、ベテランの持ち味、と良い解釈を贔屓めにする。
”月への縄はしご” は、ジャック・ブルースのバージョンをベースにクレム・クレムソンはアコースティック・ギターに持ち替えている。なんか、新鮮。
”バレンタイン組曲” は、あまりに凄いテクニックの戦場のようで、久しぶりに 「ロックって良いなあ」 と、完全に思う。
この感覚は、Corrupted や Envy や GAUZE の持つひりひりした感じだ。

おじさんは、ジャズ・ロックとか、細かい分け方をしたいんだろうけど、関係ないよ。
各自の凄い精進の賜物だね。良い勉強をさせてもらいました。

「Tomorrow's Blues」というアルバム・タイトルは本当でした。
親分ジョン・ハイズマンの ”ドラムソロ” は、びっくりでした。
手数の多いドラム(シンバルだけで9個はあった)は、さすが。

お目当ての、クリス・ファーローは、クレム・クレムソンのギタープレイを ”後輩、間違えるなよ” って云う感じで、見守っている。
考えてみれば、今のクレム・クレムソンは世界有数の優秀なギタリストなのに、やっぱり60年代のロックスター、クリス・ファーローにしてみれば、いつまだたっても、若僧なんだろうなあ。

この感じは、何となく解る。”もっと、リラックスしろよ” って、視線を送っている。

最後まで、バンドとして細かい気配り(メンバー間)があり、理想的なバンド形態になっている。
やり尽くした人が次の次元にステップアップしている感覚だ。
空気をよみながらライブを楽しんでいる。

THE PIRATES が本当のメンバーで来日した2度目の時と同じような空気を感じ取れる。
阿吽の呼吸っていうのは、これなんだろうなあ。

精進していつか、同じようになってやる!そういう気持ちで会場を出る時に、年配者のにおいがムンムンしていて、この人たちに、「パンクってどう思いますか?」って訊いてみたい気持ちを持ったのでした。

2007/2/20


【お詫び】
第117回は後日掲載します! ごめんなさい。


第116回
”マニアなんだよ”の巻


みんな知っている通り、私はロック馬鹿で、マニアです。

でも、そんな私でも負けるような作品に出会ってしまいました。
もう今年は、60年代から70年代初頭のロックと日本のパンク、そして現在進行中のロック全般を一応カバーしています。

昨日、手に入れた「PESKY GEE!/EX-CLAMINATION MARK」という作品です。
このバンドは、70年代になると、「BLACK WIDOW」 という、ハードロックマニアにとっては先日まで、幻のバンドでした(自慢ですが日本盤の帯付きレコード持っています)が、今はCDで簡単に入手できるので、変なバンドと云うことがばれてしまいました。
もっとも、レコードだとジャケットを含め、感じが良いので好きなんだけどね。
さて、話を元に戻して、この作品いきなりカバーばかりのアルバムでした。
トップにエレクトリック・フラッグの ”アナザー カントリー” でも、元の曲よりも完全にハードロック、
かなり格好良い。こんな調子で、カバーばかりだけどいかしたハードロック。
それも、60年代を完全に理解していないと難しい。

まあ、ディープ パープルの初期3枚が好きな人なら、間違いなくはまります。

そう、あのサイケデリックでハードロック一歩手前の感じが詰まっていて最高なんです。
こういった作品は、カルトな感じで面白いけど決定力に欠けるところが良い。
2流にもなれないバンドは凄い魅力があります。

最近は、WOLFMOTHER に結構はまっていて、ゼップファン(3枚目までかな)なら、完全にストレートの直球です。
LOS NATAS もいい。JESUの新譜もこれまた凄い。
轟音系だけど、魅力的な空間があります。

それにしても、いろんなバンドが多すぎて困ってしまいます。
私の財布は、空っぽになってしまいます。

そうだ、やっとXTCの 「BBCインコンサート」 を手に入れました。少し自慢。
BLACK TRAIN JACKETの2枚目とROY WOODの 「マスタード」 はフジヤマに行ったり来たりしている時に手に入れました。
しっかり、マニアしていますよ。

原爆とラママの25周年(ジョニーの誕生日)は5月12日(土)です。
対バンで、まあ、かつてハイスタンダードが出てくれた時のようになると思うので、そのつもりでいてください。

その前に、大阪と名古屋、東京だけですが 『TRIP IN HARDCORE』 のツアーに来てください。
チバ君と今井君(the Birthday) のバンドは本当にハードコアで格好良いです。
いま、世界的なレベルでのポストハードコアバンドの一つと言い切れます。
BAREBONESも日本脳炎も最高です。原爆は言うまで無いでしょ!

じゃあ、ピットで。
2007/2/15

the原爆オナニーズのライブ予定
4月14日(土)名古屋 E.L.L 『the原爆オナニーズ 25周年記念』(プレゼントあり)
共:サンボマスター、ROUGHNECK

4月21日(土)京都 磔磔 『the原爆オナニーズ25周年記念』
共:カエルマンブラザーズ(しのやんのバンド) 、ヴァンパイア 、ウルトラビデ
開場17:30 開演18:00 終演21:00

5月12日(土)東京 ラ・ママ 『the原爆オナニーズ25周年記念』
共:
銀杏BOYZ

5月19日(土)富士 アニマルハウス 『the原爆オナニーズ25周年記念』
共:SBGM、8000