第289回
平和をかみしめる の巻

2022年9月18日(日)、名古屋市の今池で”今池まつり”が行われた。

プログラムに大きく ”今池 ハードコア は死なず” と書いてある。

計画では、19日(祝・月)も同様に開催するはずだったが、台風14号の影響で、すべての路上バザール、野外イベントが中止になった。

自然の力を侮ることはできないから、まさに間一髪で開催できたということになる。

今年の”今池まつり”は2019年以来の野外イベント開催となった。

一世紀前の ”スペイン風邪” は第3波で落ち着いたと報道されていたから、今回 感染症の第4波が落ちついた時期に開催の連絡をもらった。
とはいうものの、新型コロナウイルス感染症の爆発的な猛威には、太刀打ちできないことを、日々感じていた。
そのうえ7月に入り、第7波が爆発していて、”どうなるんだろう?” と心配していた。

結果的には、感染症対策を各自がしっかり取り組んで、まつりに参加してくれた、ということになる。

まつり前日から、台風14号の勢力が急激に増して、報道で ”厳重に注意” するように呼びかけているから、気になって仕方がない。

当日朝は、早く目がさめてニュース番組を見ていたが、我が家はこのうえない晴天だった。
しかし、2時間もすると、雲が増えだし激しい雨になった。

台風、恐るべし。

天気予報を複数確認すると、名古屋市千種区の午後は曇りになっている。
21時頃から雨の予報だ。

”なんとかなるな” とひと安心。

普段ならば、1時間程度で会場まで行けるのだが、日曜午後の買い物渋滞で1時間半かけて会場に辿り着く。
この時点で、気分はヘロヘロ。

会場は、今まで通りの感じで、”戻ってきたぜ” というよりは ”よかった” という気持ちを強く感じた。
なんか不思議な感じ。

変わらぬことで、これほど安堵するとは。

いつもの面々に挨拶をして、いろいろ準備開始。

音を出して、サウンドチェック。
やっぱり、でかい音は体に良い。


高校生バンドの演奏でステージが始まる。
溌剌とした演奏だ。

そして、「今池パルチザン」ライブの開始だ。


トップは、”6 eyes” でスタート。

以前、 Huck Finnで一緒にやっているはずなのに、しっかり見るのは今回が初めて。
メンバーがひとり減って、3人組になっている。
好みの音が、次々繰り出される。

ポスト・パンク、ポスト・ハードコアの音だ。

Gang Of 4 みたいなうねるベースのリフに、Deftones のような硬いドラムのリズム、
そこに、ヴォーカルが畳み掛けるような語彙で加わり、ギターは The Police みたいに空間を縫うように入る。
今まで聞いていた音源とは異なる風情があり、ここで虜になる。
今度こそ、ライブハウスでしっかり見ることに決めた。


続いて、GASOLIN。

コメントは不要でしょう。

なにしろ楽しい。

準備するには、最高の音。
モチベーションがあがる。
次第に暗くなる会場。


午後7時、我々のライブがスタート。
いつものように、イケイケどんどんのスピードではなく、少しだけペースダウン。
ステージ前に、いつもの顔がある。

みんな、生きている。
ここで感無量。

2020年から2022年の間に、多くの人がこの世界から旅立っているだけに、いまステージで暴れることができる幸せをかみしめる。

ステージ上から見る、会場の景色は、平和で幸せに満ち溢れている。

なにしろ、笑顔ばかりだ。

今までライブをやっていて、最高の空気が、こちらに伝わってくる。

平和に生きることの大切さ。
日常を続けることの大切さ。

言葉にならない多くの気持ちが ”希望” となっている。

素敵な時間と空間を多くの人と共有できた。

平和をかみしめること、なんて幸せなんだろう。


次のライブは…「お年玉GIG」の予定。

2022/9/19

今後のthe原爆オナニーズの映画 JUST ANOTHER 』上映スケジュールです。
緊急事態宣言・蔓延防止措置のため日程変更

■10/14(木)|高松TOONICE
@13:00-14:30 
A19:00-20:30 
B21:00-22:30 
入場料金|1,400円+別途要1DRINK 
INFO 087-872-1069 / ikawa@guitar.ocn.ne.jp

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