第53回
”楽しい関係”の巻

前の回で、アルケミーとの関係を書いたので、今度はみんなが楽しみにしているであろう、１０月１９日（日）の東京新宿リキッドルームの事を書こう。

正直な感想は、”物凄く楽しかった！” に尽きる。

こんなに、パンクス（昔の表現で感じて欲しい）がいただけで、気分は痛快だった。

なんたって、約１０００人のパンクスが集まっているんだ。ツバキハウスでも、ここまではいっていなかったはずだ。

バンドのほうも、「昔の名前でやっています」という感じはひとつもなく、”まだまだやるジャン”って云う気分だった。みんな、新しいことを追い求め続けている姿を、かつてライブハウスで見ていた人、今回始めて見た人に伝えることが出来たと思う。

半分は、同窓会みたいになると思っていたのだが、全くそんなことはなかった。

横山サケビとは、本当に久しぶりに会ったのだが。やっぱり信用できるいい奴のままだった。元GISMのメンバーや、GHOULのメンバーも駆け付けていた。もう、みんな４０歳近いはずなのにすこぶる元気だパンクは思想だと云うことは、みんな解っている。

そして、楽しい関係で人生は続いている。これは素晴らしいことだ。

2003/11/5