第77回
”わ！パンクか？”の巻

突然だけど、原爆でいつものようにライブに向かっていたら、エディが物凄いCDBOXを持っていました。

全く、知らないものだったので、こちらは興味津々。タイトルは「NO THANKS」っていうタイトルで、まあ、「ナジェッツ」のパンク版と思ってもらえばいいだろうなあ。出したレーベルは、もちろん ”ライノ”。
かつて、”DO IT YOURSELF” を出していたので、その時買いそびれた人にはもってこいの内容だ。

正直なところ、マニアックなものや珍しいものは、ほとんど入っていない。それどころか、SEX PISTOLSも入っていない。でも、それだってこのBOX SETは素晴しいパンクロックが、次から次へと流れてくる。

こんな選曲は、やっぱり ”ライノ” のなせる技か？実際、このレーベル、初期にはいろんなアメリカの西海岸のへんてこなバンドを多く出していたから、個人的には全く違和感がない。

”もう２５年経つんだなあ” なんていう気分が先だった。続編も出ていた。

「LEFT OF THE DIAL」

こちらは、REMからスタートするが、その辺りが重要だ。因に副タイトルは ”８０年代のアンダーグラウンド” もちろんアメリカから見たものだから、結構面白い。
合計８枚のCDに入っている曲は、１曲を除いて重複していない。

その１曲こそ、JOY DIVISIONのラストシングル。

個人的には、凄く納得いく感じ。そうなんだよね。これこそ、時代を感じる曲なんだ。「LOVE WILL TEAR US APART」多分、２つのセットを買うことのできる人は、全部聴いた時にそう感じるだろうな。

2005/4/12