第96回
”お年玉ギグ”の巻


2006年、遂にやってきました!
ライブの一発目は恒例(?)の「お年玉ギグ」でスタート。

何と、今回は ”センター試験初日”
(私の受験時は、共通一次試験さえなかったのだ)

この日は、必ず雪がふる、という日になっていて、その通りになりました。
(朝起きて、テレビを見ると東京は雪!)
そんな苦難にもめげず、バンドは、みんなちゃんときてくれました。
なんたって、地元の我々が一番最後に集まるなんていう情けないことをしでかしました。

さて、「お年玉」の出来栄えはというと、ライブっていうのは予定調和がないところが面白くて、GASの達也が、客席にダイブして、骨折!

でも、”FUCK THE SYSTEM”を叩いて、終了。
”まあ、こんなもんでしょう”と、出演者は、全員納得。

日本のパンク〜ハードコアパンクをずーっと、体験しているものにとっては当たり前なことが、当たり前のように起った、と感じたみたいで唖然としている客とパンクのギグだから当たり前、と思っている客の
ギャップが、ステージ上から見ているとよく解り面白かった。

原爆のライブは、年齢層が高い(スターリン世代)
それだけに、座ってみている人のほうが当たり前の感覚があり、ステージ前で伝説を見ようとしている人の方に驚異が走り、やっぱりGASの最後の曲は、なんか象徴的で面白かった。

まあ、楽しいライブでした。
今年もこんな調子かな。

2006/2/1



第97回
”ライブハウス”の巻


最近、ライブハウスが沢山出来て、おかげで、結構ライブのブッキングがやりやすい。
と、同時に、いろいろ考えさせられることがある。

かつて、我々のような ”パンク” をやるバンドは、ほとんどのライブハウスから ”パンクねえ” というだけの理由で、出してもらえなかった。
何しろ、テクニックは無い、身内のような連中が来て暴れる、機材は持っていない。
だから、自主コンサートのような形でライブをやった。

だからこそ、ハードコアもアバンギャルドもビートもサイコビリーもガレージもみんな、同じ位置にありよく一緒にやっていた。
でも最近は、ライブハウスが多くなったおかげで、バンドが自分達の「村」みたいなのを作って、自己満足大会をしているように思う。
自己満足とDO IT YOURSELFを勘違いしているような、気分が凄くする。

変な枠を作るのは止めましょう。

いろんなバンドが、お互いを認めあう場所に戻してライブハウスを活用していかないと、また昔のようになってしまう気がする。

うちのバンドは、どこにでも、図々しく入っていくので呼んで下さい。

それから、バンドから募集で、スタッフ(無償です)を求めています。
いろいろ勉強できる場として、うちのバンドは面白いですよ。
おそらく、最も厳しいです。それでも良い人、連絡を下さい。
業界指向の人には向いておりませんので、それも付け加えておきます。
ちらしのデザインと作成や配布、ライブの手伝い、なんかです。
ホームページも無いバンドなので、連絡は、ライブハウスで直接。

ではまたね。

2006/3

  原爆のライブ予定 
 
 2006年      
 
4月 8日(土)東京  DOORS
             
共:銀杏ボーイズ、水中 それは苦しい、ゴメス
      ※GASに続いて、ゴメスもやらせるのだ!

 4月15日(土)名古屋(春日井) GSP 共:BRAHAMAN

 5月13日(土)名古屋 TOKUZO 『ジョニー:原爆成人式&シノブ:原爆入園式』
      
共:スリップ・ヘッドバット
 
 5月20日(土)東京  新宿EARTHDOM
      共:スリップ・ヘッドバット、the TRASH、他