Vol.5「思いこみ」

ほんと、恋愛って思いこみの賜物(たまもの)だなぁって思う。

うまくいくのも、いかないのも、すべて自分の思いこみ次第な気がする今日この頃。
けれど、あんまり思いこんでもダメな気もする。

例えば、それがどんなにポジティブな思いこみだったとしても、一方的な思いこみは「勘違い」に他ならないからだ。

好きな人ができると、なぜか自己中心的な考えになりがちなのは、なぜなんだろう。
彼と連絡が取れないのも、仕事が忙しいのも「自分に何か悪いところがあったのでは」と思ってしまう。
私の事を避けてるから、会えないんだろうとか。

私も以前こういう事で、相手を責めたり自分を責めたり、相手から責められたりしたことがある。

これぞ、まさに「勘違い」だ。

好きで付き合ってるんだから、お互い、ちゃんとコミュニケートしていれば、こういう誤解はすぐに解けるはず、と思うのだけど、こういう事に限って相手にはっきり確認できなかったりするのだ。
「言ったらますます嫌われちゃうかも」とか。もともと嫌ってないっていうの。嫌ってたら付き合ってないだろうし。またもや勘違い、いや、思いこみかも。

実際、お互いに自分の生活や、相手とは別の人間関係もあるわけだし、お互いが出会う前に形成されたパーソナリティーは、新しい恋愛が始まったからといってすべてが急に変わることもないと思う。

だけど恋愛が始まると、自分も含め、なぜか別の動物みたいになっちゃう人が多い気がする。
自分の作り出した空想とか妄想の中で、ぐるぐると廻る。「世界にあなたと私と2人だけ」みたいな盲目さ。

危険だと思う。でも、止められなかったり。

まあ、当人が良ければ良いのかな。にしても、冷静な判断力が身に付きすぎると、恋愛しにくくなるんじゃないかなぁ、って思うのは私だけなのかしら?

盲目になるくらいの恋に飛び込む勇気も必要かな、とも思います。

傷つくことを怖れて何もしないのが一番醜い、のかもしれない。

01/06/26

 


text/photo  WAKA

ハワイのぐるぐる寿司

オアフ島には、日本で言う「ぐるぐる寿司」、つまり回転寿司のお店が結構あります。
昨年、初めて食べに行きました。店内の雰囲気も日本の回転寿司の店と似ていて、なんだか日本に帰ってきてしまったみたいな気分になり、逆にちょいソンしたような気分になりました。
お店にパっと入ってきたアロハシャツを着た日系人のおじさんが、ぐるぐる回っているお寿司をわしっとつかみ、店のおばさんと話しながら立ち食いして5分位で出ていったのが印象的でした。

回転寿司の店「SAKURA SUSHI(さくら寿司)」の外観です。
結構でかい店でした。

一番安いお皿$1.25から、一番高いお皿$5.75まで、お皿の種類(というか、お寿司か)の値段は全部で6種類ありました。

 

軍艦巻きの上に乗っているのは、アヒ(ハワイ語でマグロです)のポキです。ポキは、魚をショウユと唐辛子とゴマ油みたいのでもみもみしたもの。ハワイのローカルフードです。ちょい辛でおいしい。 そして、うかつにも皿の値段を忘れて手を出してしまった一番高いお皿$5.75の寿司。結局なんの魚だかわからず...。

結局一番おいしかったのが、この鮭だった、とその当時付き合っていた彼に言ったら「日本にもあるじゃん」と言われた...。ぐすん。

お寿司やさんに行くと、いつも「卵のみ」を注文する私(回転寿司の店オンリーですけど)。ハワイでも頼んでみました。するとこんなにでっかい卵焼きが...。食べ応えがあっておいしかったです。

寿司以外のメニューもありました。照り焼きチキンか、ビーフボウル(薄いステーキみたいなでかい肉を焼いてごはんに添えてある)か、うどん(なぜかカニカマと卵焼きが乗っている)のいずれかで、ひとつ$6.50。ハワイにしてはちょっと高いです。

コラムindex  #4を見る