第108回
　”たまには、洋楽の話を：パート２” の巻

以前書きました、僕の大好きな『コラシアム』が来日します。

メンバーは個人的な予想通りで、少し悦に入ってます。
実質的に、現役でやっている人ばかりなので、演奏の不安はありません。
それどころか、クリス・ファーローはツアー中なんですよね。
それを見にイギリスへ行こうと考えていただけに、うれしさ倍増。

先日は、NHKで ROXY MUSIC と FACES をやってくれたし。

懐かしのロックが、本当に燃えていた時代の映像を見ることが出来て、最近のバンドと比較しています。

ロックが持つ、独特の”間”を破壊していくことに夢中だったのにも拘わらず、実は、違うアプローチを考えていたことに最近気がつきました。それも、CORRUPTEDのライブを観ながら。

不要なものを、そぎ落としていく瞬間は素晴しい！

懐かしのロックには、そこが詰まっていました。
それが、知らぬ間に変わっていったことの判る番組でもありました。

これは、僕がパンクに取り憑かれた原因であることは間違いないです。
FRICTIONを最初に観た時の衝撃、SSの衝撃、ハードコアの衝撃は全部そこにあります。

最近、新譜で聴いた 『ISIS』 も、ライブを観る毎に変化していくようで、今回の新作は正直にぶっ飛びました。早く名古屋に来てくれないかなあ！今の彼等を観たいです。
ミニマムと轟音の間にある、アプローチを。

来年 『お年玉ギグ２００７』 のタイトルに、パンクの原点である ”なんのために” を指す 

『WHAT'S THISFOR』

としました。

これは、上記に書いたバンドの演奏を聴いて考えてしまい、付け加えました。
物凄く格好良いフライヤーを名古屋クラブクアトロの担当の人が作ってくれました。
意味を理解していないと作れない代物です。
”磁石” でその意味を表現しています。

どこを向いているのか？、何を目指しているのか？疑問を提示していきます。

そこで何かを考えてもらえれば、本当にお年玉を出せると思います。
共演は、CORRUPTED と envy です。

いま、最強のバンドであることに違いないと思います。
他にも多くの最強のバンドが居ます。そのバンドとは、別の機会にじっくり対決します。

2006/10/28