第119回
”３月１０日の報告”の巻

遂に、ツアーファイナルでした。
今日だけは、メンツが濃い。「スリップヘッドバット」特別参加！
何しろ、これがやりたかった訳。

ミッドナイト・バンクロッバーズは、予定に無い曲を急遽追加してライブバンドの勢いを出す。
３日間やって、本当に良いバンドだなあと再確認。
『冬のピノキオ』を聴いたときから思っていた、形式的なハードコアに立ち向かう感覚が、今回のツアーではっきり分り、嬉しかった。（それにしても、FC東京の勝利は効果が突然出ている・・解る人だけ笑ってください。）

日本脳炎は、はじけました！新メンバーの音がきれいにまとまって来て、良い意味でパンクロックの醍醐味が出て来た。面白い展開に期待できる。でも、ベースは今週から本業バンド（NIGHTMARE)でのツアー開始だ。こちらも期待大！

BAREBONESは新譜の録音が終了しているから新曲が多いけど、やっていく都度、ロックになっていきましたねえ。最後は、ギターのハセが、ぶっ飛びのギターをぶちかまして混乱させつつも、新展開を見せつけてくれました。
スリリングなバンドなので、早く正式な新譜を聴いてみたい、と思うと同時に名古屋クアトロ恒例の夏の ”ハードロック・マチネ” に Boris と一緒に出てもらうことを勝手に決めました。（まだなんにも決まっていないけど）

さて、特別ゲスト「スリップヘッドバット」登場。
問題ないでしょ。我が最愛のバンド。
何しろ、ひとこと書いてっていわれたのに、ライナーノーツを書いてしまう程、大好きな音がカツンガツンと飛び交っている。
ライブになると、その音が異常に拡大して行くから最高。

我々、the原爆オナニーズは、ツアー関係なくセットをいつもの形に修正して、２０曲以上１時間以上という反則。
このために、今回のツアーをやったんだ。
何たって、３月１日で４９歳になった私の誕生会を兼ねてるから、許してくれ。

そういえば、前日の The Loods から、そのまま流れて来た２０年前の女子高生がいっぱいいたねえ。
これも相乗効果って云うやつかなあ？
みんな、昔はダイブをしていたのに、この日はさすがに大人雰囲気。
男は中年太りのためか、ストレスがたまりすぎて、それどころではないみたい。
でも、ライブに来てはじけないと、だめだよ。心の病は怖いから。

今回のツアーは、ライブ会場のみで、チケット販売という ”２０年前” まだ、ぴあのようなチケット購入システムが無かった頃のようにツアーをしたのにも関わらず、みんな来てくれた人はそのことを理解していて、嬉しかった。
パールジャムじゃないけど、チケット購入システムは考えることが多いと思う。
見たいバンドは、当日チケット購入で見れないと面白くないと思う反面、チケットを持っていて日にちを数える楽しみもある。
便利なことと、そうじゃないことが一緒になって渾然として行くことが、これからは必要だと思う。

まあ、４月１４日（土）の名古屋ELLのライブ 『the原爆オナニーズ２５周年記念ライブ』 は、ぴあだけで発売中です。
一緒にやるのは「サンボマスター」だけど、まだまだチケットが結構残っています。
ある日突然無くなる前に、購入してください。
何しろ ELL で、うちのバンドはスタートしたんだから。
場所が変わろうと心意気は、変わらないライブハウスは好きだ。
そうそう、勿論原爆から、秘密の特別プレゼントを入場者にします。

それから、５月１２日（土）ラママのチケットは、今日から、ラママで直接購入できます。
秘密の合い言葉は 「原爆のチケット買いに来ました」 です。
期間限定なので、早めにお願いします。勿論、名古屋と同じようにプレゼント付きです。

まずは、『トリッピンハードコア』ツアー終了！
来てくれた皆さん、ライブハウスの皆さん、勿論一緒に回ってくれたバンド、全部に感謝します。

2007/3/11