第122回
”いろいろ考えたいなあ 2”の巻

最近、昔のロックばかり聞いています。
それも、日本のロックです。
団塊の世代向けに出ている 「NAKEDシリーズ」 は小遣いで買える価格なので、嬉しいです。

それにしても、いろんなことを日本人的な解釈で徹底的に突き進む姿は、今の日本のパンクと同じようで、やっぱり日本ものは凄い。

だけど、今再発される昔の音源は、やっぱり独創性に満ちあふれている。
カバー曲だって、全然違う。
”おれがやると、こうなる！” っていう気概に満ちている。
”おれのやる音に文句は言わせない” という感じだ。

成毛滋さんが、亡くなった。
NHK教育テレビで拝見したのが最後になったけど、ギターの話をすると嬉しくてしょうがない感じが画面を通して伝わって来た。
”こんなこと、あんなことをやった。” って、実に今までの概念では考えられないことを考える楽しさを伝えてくれた。

決められたこと、を決められたようにやる、そんなことから外れた楽しみを実践することが原爆もやっている。
同じことは、二度と出来ない。
そこが楽しい。
一瞬のスリルを求め続ける。

最高だ！

基本と応用、そして考案、これが出来ると最高だね。

2007/5/1