第125回
”ロックの本が減っている” の巻

かつて、毎月２０日になると、本屋に向かった。
ロック雑誌の発売日だからだ。
「ミュージック・ライフ」「音楽専科」「ニューミュージックマガジン」を先ず次々と立ち読み。
その中で好きな写真があるものを購入。

いまは、”ただ（無料）” の音楽情報誌に満ちあふれている。
でも、そういった雑誌は決して悪口を書かない。
そうだよね、宣伝もらうために作っているんだから。
そんな本読んで、音源を買うと大体、失敗する。

イギリスも同じで、今では週間の音楽新聞は「NME」だけだ。
昔は、思いつくだけでも５誌はあった。

それでは、どのようにみんなは正しい情報を得るんだろう？
口コミで、インターネットを使うんだろうな。
でも、年寄りには難しい。

私のような、おやじには、もう至難の業。
こうなったら、実際ライブを見るしかない。
でも、仕事で行けないこともある。
最近では、我がボリスとSUN0))のツアーに行けなかった。
もの凄くいいライブだったといわれても、
見ていないから、何ともいえない。
悔しい！！！！！！！！！！！

どうしても、ライブに行けるのは、土曜日と日曜日じゃないと難しい。
日曜日は、早く終わるのであれば行けるが、次の日を考えると、ためらうことがある。
おやじの難しいところだ。
凄いライブを観てしまうと、どうしても行きたくなる。
どんなことがあっても、行く。
それが出来なくなってしまったいま、もの凄いジレンマにイライラするのだった。

正しい情報を出してくれる、ロック雑誌が欲しい。
最新の情報を知りたいんだ。
懐メロ・ロックなんて興味はない。

2007/5/22