第141回
”十代の挑戦” の巻
十代か、いいなあ!
”いっぱい悪いことやっていたよ”
”いっぱい勉強したよ”
人それぞれだろうな。
私の場合は,パンクに出会い『人生観が変わった』
そんなもんだ。
もうひとつ世代の上の人は「フォーク」だったと思う。
それよりもうひとつ上は「ビートルズ」かな
それより上は、「ジャズ」だろう。
なにしろ,いま団塊の世代は「ビートルズ」世代だから。
大人のロックがいいんだよ。
でも50代になった私は
「ブランク・ジェネレーション」 をずーっと背負っているし、そのうえ「パンク」だ。
青春パンクではなく、暗いパンク。
思想としてのパンク。『クラスト』
って言っちまった方が今の若い子には解り易いかな。
本で「レス・ザン・ゼロ」を読んでもらうと 何となく理解してもらえるかな。
映画は最低な作品だったから、観ても意味は無いと思う。
音楽はアメリカンハードコアの初期を聴いて行けば、完全に景色が見えて来る。
「個」が成り立たないんだ。
「集団意識」も希薄。
Xのファーストアルバムが一番あっている。
いまの十代は、もっと違う感覚を持っていると思う。
東京青年会議所がロックで表現する場を提供してくれた。
原爆も出してもらえる。
このバンド名で問題ないそうだ。
なんか、いまの世代と対等にぶつかれる新鮮な気持ちはもの凄くエキサイティングだ!
第140回
”パンク” の巻
パンクでぶっ飛ばせと云いながら、いままで SEX PISTOLS
のことって一度も書いてないような気がする。
はっきりいいます!SEX PISTOLSは大好きです。
1976年に初めて聴いてから現在に至るまで、いつでも好きです。
どんな醜態を見せようが関係ないのです。
再結成を何度しても関係なく好きです。
好きなのは好きなんで、しょうがありません。
昨年、『Never mind the bollocks here's SEX PISTOLS』 30周年を記念して、いろいろ再発されたアナログは全部買いました。
アルバムは同じものだけで日本、イギリス、アメリカの初回盤はその当時全部買いました。
アメリカ盤だけジャケットの色違い、そのうえステッカーで曲が追記されていました。
イギリス盤は日本盤と同じものと、後で手に入れたシングル付きのものもあります。
CDで最も最初に買った一枚は勿論彼等のものです。
CDだけでも同じものを何枚も買っています。
『SPUNK』付きの2枚組もあわてて買いました。
とは言っても、完璧ではないです。
A&M盤は持っていません。(当時でも、コレクター価格で買えませんでした)
珍しいものは、おそらく無いでしょう。
それでいいと思っています。
個人て満足出来る範囲で楽しみたいのです。
高くてコレクターしか持っていないようなものは、本当のコレクターが壁に飾って楽しめばいいと思っています。
それは、どのような音源に関しても同じ感覚です。
その時その時、欲しいものを自分にとって適正な価格で買うことが一番楽しいと思うから。
これからもレコード屋で唸っている私を見かけたら声をかけて下さい。
そしていろいろな情報交換をしましょう。
そうじゃなければ,面白くないから。
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