第156回
格好良いロック その2 の巻

私は、いっぱい格好いいロックを聴いています。
最近、すごいバンドを教えてもらいましたので、紹介しちゃいます。
(なんか、芸能人のブログみたいで嫌ですね)

アメリカのマサチューセッツ州出身の ”CONSTANTS” というバンドです。
アルバムタイトルは 『 The Foundation, The Machine, The Ascension 』 です。
名古屋にある、Stiff Slack というレーベルがこのアルバムを日本リリースします。

なんで、いきなりこのバンドなのかというと、ISIS や CAVE IN を初めて聴いたとき興奮したのと同じような感覚があり、ハードコア、ポストパンクを聴いている人に、聴いてほしいからです。

個人的に最近の細分化されすぎたジャンル分けにはうんざりしているので、彼らのことを格好いいロックバンドと言ってしまえば、良いとは思うのですが、それでは説明にならないし、どんなバンドなのかと問われると困ってしまうので、上記のような書き方をしたんです。

が、モグワイの初期シングルやアルバム 『 Young Team 』 にあった、混沌としながらも、もの静かな佇まいを感じることができます。

脳天をぶち抜くような脅迫的なノイズと対比して、存在するメロディアスなところは最近のバンドで例えると TORCHE あたりも近いですが、アメリカ中西部のバンドが持つスラッジ感はなく、東海岸のバンドらしい海岸線を見つめているかのような荒涼感に惹き付けられます。

一昨年に、DEATH METALを知ってから、じつにいろいろな音楽を聴くことができるようになり、新しい発見が続いています。

やっぱり、オヤジバンドを観るよりは ”若くてピチピチした” バンドに教えられることが多いのです。

ロックって、頭で考えると同時にからだで感じ取るものだと思う。

ガイドブックに載っているバンドだけじゃなく、新しいバンドをみんなもっと教えてくださいね。
よろしく!

じゃあ、また。

2009/6/28