第157回
”更新が遅れています” の巻


いやあ、参りました。
更新が完全に遅れています。
デジタルな時代なのに、アナログな生活に舞い戻っています。

最近、CDよりもアナログレコードを求めたりしちゃうのです。
欲しかったものが、なぜか中古盤で近寄ってくるのです。
今年になってから、ALL ABOUT EVEの 「Our Summer」 が手に入っちゃったので興奮しています。
なにしろ、12インチ盤が私の手許に来るなんて10年前ではとても考えられませんでした。
私はGoth系のバンドが大好きで大好きで、The Cultに至ってはミーハーなんです。

さて、そんなアナログに夢中な私ですが、音楽の趣味も今年になってから毎月のように変わっております。

チェンバー系の音楽→Kylesa→Mastodon→トラッド・フォーク→The Mission

といった調子で、ぐるぐるとイナタイ音楽とうるさい音楽を交互に行き来してます。

そのようななかで、この夏は The Horrors 『Primary colors 』 と he Macabees の 『Wall Of Arms』 に、どっぷりハマっておりました。
どうしてか?
理由は明快!

パンクだからです。

形骸化したスタイルじゃなくて、挑戦する感覚を瑞々しく表現しているから、好きなんです。

他はどうなのか?と聞かれれば…
Sunn 0))) の 『Monoliths & Dimentions』 や
Dananananaykroyd の 『Hey Everyone』
が同じベクトルなので、気に入っています。

どのアルバムも、ちょっと聴いただけで、すぐに分かるぐらい単純明快。

同じような音楽ばかりを追い求めているので少し、恥ずかしいのですが、
やっぱり「パンクにやられたもの」としては、続けるしかないんでしょう。

Sunn 0))) 以外のアルバムは、このコラムを読んでくれる人には、なじみがないと思います。

2000年代のイギリスものは聴いたことがない人が多いかもしれませんが
この夏、私がどっぷりハマっていたバンドたちは、
Siouxsie & The Banshees(Box SetのDVDは観る価値ありです)や P.I.L、Comsat Angels が好きな人はみんなイッパツで気に入るようなイギリスのバンドばかりです。

最初はノスタルジー感で気に入ると思うのですが、音の肌触りが ”現代” なんです。
聴き比べると、「あれえ?へんだなあ?」と、不思議な気分に陥ります。

ということで、またもやアナログ盤をいろいろ取り出しては聴き比べて楽しんでいる毎日を過ごしているため、どうしても更新が遅れています。

そろそろ、”期日厳守でいきたい!”
けど

ゆるく、ゆるく、アナログ的にいきます。

じゃあね。また。

2009/9/4