第190回
”土曜日の朝”の巻
いま、手元に100万円あるから好きに使えと言われたら、なのも考えずにレコード店に走り、パンクのシングル盤を買い求める。
まあ、1ヶ月持たないだろうなあ。
欲しいシングル盤が、まだまだいっぱいあるから。
金額が10倍の1,000万円でも同じことをすると思う。
そのぐらい欲しいパンクのシングル盤がいっぱいある。
聴いたことがないから、聴いてみたくて欲しいシングル盤は山ほどあるから、レコード店に行く度に何等かの”ブツ”を手に入れて帰ってくる訳で、自宅は知らない人が見たら”ゴミ屋敷”状態になりつつある。
自分で分かるように分類してレコード盤を整理しているのだが、他の人に分かり辛い分類になっているから、一般的な分類にしないといけないだろうな。
まあ、パンクのシングル盤はバンド毎にアルファベット順でリリースした順番なんだから、手に入れた時に間違えなければ、後からすぐに探せるようになっている。
何でパンクのシングル盤が好きなのかと云えば、溝からはじけ出る音に人間的な温もりを感じるからだ。
これだけはアナログ盤特有のもので、デジタルに変換されると気分のはなしだとは思うが、何か違うような気がしてしまう。
ジャケットの大きさも、片手で見ながら、背景を考えることが出来て楽しい。
そして、レコード盤に書いてある言葉を見ると、秘密があるように思えてしまう。
こんなことを、土曜日の朝、起きがけに考えている
何とも、ヒマなオヤジがいることを微笑ましく見てくれると、嬉しいな。
じゃあね!
2012/6/25
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