第206回 ”音圧が” の巻 いやあ、最近耳が痛くなることが多いです。 社会情勢の耳に痛い話とかじゃなくて、純粋に肉体的な話です。 音圧の高い音楽がダメになっています。 ピート・タウンゼントの話が人ごとじゃなくなっています。 ライブを観に行くとPAスピーカーの前に陣取る癖がありますが、これがいけなかったのかなあ？ 何しろ、ライブを観に行っても、ワンステージフルにライブを見ようとすると、結構キツいです。 ステージに向かって、左側に立つと、完全にヤバいです。 左側のPAスピーカの攻撃に耐えられません。 まだ、ライブに馴れていない高校生の頃、 コンサートに行くとその音圧に耐えられず二日間位は耳鳴りがしていましたが、 もはや大音響に馴れきってしまい、すっかり安心していたんですね。 ”耳鳴りなんて過去の話だよ”と言っていた矢先のことです。 歳とともに耳が遠くなってきて、ちょうど良いなんて思っていたんですけどね。 で、どうするか。 ライブには行きますよ。もちろん！ 耳栓を持って行けば良いんです。 BORISのマーチャンダイズの耳栓を持って行くんです。 これで、バッチリ。 考えてみて下さい。BORIS特製の耳栓ですよ。 あの、ウルトラへヴィーで重低音バリバリのバンドが出しているんだから、 完全に、うるさい音楽向けな訳ですよ。 でも、忘れてしまったらどうするか。 先ずトイレに行きます。 耳に入るちょうど良い長さが最近分かってきたので、トイレットペーパーを切り取ります。 上手に丸めて、耳に挿入。 これで対応できるんですね。 耳栓、案外ライブの音はしっかり聴くことができるんです。 問題なのは、”音圧”なんです。 100dbを超えるような音圧がダメなだけなんです。 工場の騒音と同じです。 プレス作業をしていると耳が遠くなるのと同じです。 だから、家の中でうるさい音楽を聴くときは、適度な音量で音楽を聴けば良いことが分かってきたんです。 まあ、私の家のステレオは、つい最近までヘッドフォンが繋がらないタイプのものだったので、 ヘッドフォンを遣う癖が無いんですよ。 で、一番問題なのが、バンドの練習ですね。 アンプ直結、ひたすらうるさい音なんで、耳にきます。 これだけは、気合い一発勝負になります。 不思議なことに、気合いで何とかなっちゃうんです。 じゃあ、ライブのを観に行く時も気合いで！と思うけど、 これはなかなか難しいので、 ”耳栓は？”と声掛けをして下さい。 気持ちよくライブを見て、明日への活力になるためにも。 何しろ、レコードよりもライブが一番ですから！ じゃあね。ピットで会いましょう！ 2014/8/18 |
