第253回
2018年よく聴いた音楽の巻


毎年その年によく聴いた音楽をあげている。
2018年は日本の音楽を聴く機会が例年になく多かった。
だから、今回は日本のものを記していこうと思う。


もっともよく聴いた3枚から。


★佐藤幸雄とわたしたち / わたしたち(ALCHEMY ARCD 259)

最高!”この作品を聴かずして何を聴く” と言い切りたい。
いま、自由で奔放な姿をさらけ出す、パンク本来の姿勢を、素直に表現している。
The Slits や The Pop Group を初めて聴いた時と同様の衝撃。
何しろ、混沌としている。
丁寧なのに激情的な佐藤くんの声は、全ての人の心に優しく入って行くに違いない。


★SWARRRM / こわれはじめる(LONG LEGS LONG ARMS 3LA-023)

第245回で書いたんだけど、何しろ圧倒的な音だ。
現在進行形のカオティックでヘヴィーな音が、オルタナティブな風情を伴って耳に襲って来る。
本当に息付く隙のない素晴らしい作品。


★SOW THREAT / HATE & LOVE (STRAIGHT UP RLCD 1198)

沖縄のバンドが北海道のレーベルからリリースした、ファーストアルバム。
はっきり言って、びっくり仰天!
RAWな感じとGRIND感がマッチしている。
パンクが好きで良かったと、言わずにいられないアルバム。
早く、ライブを見たい。




夏までに聴いた音楽が、どうしてもよく聴いたものになってしまうが、ほかにもいっぱいある。
秋口になってから聞くことができた作品も、心をつかんだ音が多い。


タイトルだけです。

★FORWARD / FUTURE TROOPS (BREAK THE RECORD BTR 087)

★NOY / HARD CHOICE BRINGS US THE PAIN (BREAK THE RECORD BTR 084)

★BLOODSHOT / BLOODSHOT (BLOODSHOT)

★PALM / TO LIVE IS TO DIE , TO DIE IS TO LIVE (DELIVER DVBR 002)

★SYSTEMATIC DEATH / SYSTEMA 1011 (FADE IN FIRC 029)

★CYCOSIS / DEATH TO MY SOUL LIVE THE CYCO DREAM (HARDCORE KITCHEN HCK 045)


もう一枚は、一昨年のリリースだけど、年明けになって聴いたので特別に。

★NEPENTHES / CONFUSION (DAYMARE DYMC 290)


上記に共通しているのは、
私が好きな、パンク本来の、過度な装飾をせずに、あるがままの姿を伝えようする姿勢がみられるからだ。
だからこそ、聴き手の心にダイレクトに入ってくる。


このような観点で、よく聴いた作品を理解してもらえると嬉しいところだ。


洋楽も面白い作品が多くあったので、それは次回。


2019/1/12

 
the原爆オナニーズ ライブ予定

3月30日(土)京都 ミューズ
ROCK&ROLL BLOOD!!』 vol.1☆☆
共:ザ50回転ズ、騒音寺
開場 18:00 /開演 19:00
前売り 3,300円、当日3,800円(別途ドリンク代 ) 

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4月6日(土)大阪 パンゲア
agartha20190406
共:ember、Burl、The→China Wife Motors、
開場18:00 開演 18:30
前売り2500円 /当日 3000円(別途ドリンク代) 
■問合せ:パンゲア 06-4708-0061

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4月20日(土)名古屋 池下 Club Upset
パンクでぶっ飛ばせ
共:GAUZE、Killerpass
開場 18:00 /開演19:00
前売り 2,500円(別途ドリンク代) 
■問合せ:Club Upset 052-763-5439