第259回
”1977”の巻


先日Eastern Youthと一緒にライブをした時、吉野くんに ”パンクで好きな曲は？” って訊かれ、反射的に ”The Users の「Sick Of You」”って答えたけど、やっぱり、Sex Pistols、The Damned、The Clashの衝撃が最初にあって、1977年に次から次へと襲いかかって来た衝撃のなかでとびっきり好きな曲っていうことになる。

自分の中で、最初のパンクの衝撃はあまりにも大前提的なところなので、ついつい忘れてしまった。


個人的な見解で、最初のパンクの波（Punk First Wave）は1978年の4月には終了していたと思っている。

本当は、1978年の1月、Sex Pistols の分解で終わらせたいんだけどね。

Sex Pistols解散後のパンクは、ポスト・パンクになるわけだ。

1978年1月20日に Magazine がファースト・シングル「Shot By Both Side」をリリースした時から、ポスト・パンクが始まったと考えると、なんかすごく都合よく時系列につながって行くわけだ。


私が大好きなパンクの曲のひとつにThe Clashの「1977」がある。

1977年3月にリリースの、彼らのファーストシングル「White Riot」のカップリング曲だ。

レコードのジャケットの恰好良さと言ったら、それまで聞いていたロックとは完全に時代を分断をするかのような、挑発的なものだ。

なんたって、”エルビス、ビートルズ、ローリング・ストーンズは要らねえ、今は1977年” のストレートさにぶったまげた。

このパンク宣言で、リフがキンクスのパクリじゃねえかとか、どうでもいいような難癖をつけてロック音楽としてしかパンクを捉えることができずに、パンクを認めない連中とはこの曲を聴いたときにおさらばしたもんだ。

肩を超えるくらい長かった髪を、一気に超短髪にしたのも、この曲の影響だ。
もっとも髪を切る時に持って行ったのは、Sex Pistolsの写真だけどね。


おそらく、1977年にパンクになってしまった奴等は、みんな多かれ少なかれ、こんなもんだったんじゃなかな。


話はまだあるけど、次の機会に。

2019/9/19

　
the原爆オナニーズ ライブ予定

１０月５日（土）東京　高円寺二万電圧
 “パイパンナイト-二万電圧9th anniversary special“
共：STRIKE AGAIN
THE RODEOS
QUICKDEAD
FIREBIRDGASS 

開場 18:00 /開演18:30
前売り 3,000円　(ドリンク代別途) 
■問合せ：二万電圧 03-6304-9970

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１０月１３日（日）東京　新宿ロフト、ACB
”カッパンク”
OPEN 11時 START 11時30分

AMBUSH(USA)
ANGER FLARES
BLACK AND WHITE
BxTxW
COCOBAT
CONTRAST ATTITUDE(三重)
CRUDE(函館)
Drongos For Europe(UK)
EXTINCT GOVERNMENT
FATES(名古屋)
FINAL BOMBS
FIREBIRDGASS
FLIPOUT A.A
FUGU & JAM
GUILLOTINE TERROR
HoLDERLINS
PILEDRIVER(神奈川)
PULLING TEETH
QUESTIONS AND ANSWERS
RAISE A FLAG
SKITKLASS
SO WHAT(静岡)
SOBUT
THE DISASTER POINTS(大阪)
THE LET'S GO’s
the slowmotions
THE STRUMMERS
THE TRASH
the原爆オナニーズ(名古屋)
TOM & BOOT BOYS
WARHEAD(京都)
WOLF & THE GOOODFELLAS
WORMS' MEAT
ガンフロンティア
ゲンドウミサイル
惡AI意(北九州)
画鋲
漁港(浦安)
光永光(沖縄)
切腹PISTOLS

1DAY PASSPORT
前売り 4000円 / 当日 5000円プラスドリンク

1YEAR PASSPORT
前売り 9000円 / 当日 10000円プラスドリンク