写真/ゲストの横山健(G)とタイロウ(VO)
”LET'S GO ! PUNK ROCKEEEERS !!”の巻
20周年記念ライブ、名古屋・東京・富士に来てくれたみんな、ありがとう。
共演してくれたバンド、全てに感謝だ!
なんたって、現在進行中のパンク・ロックを体現できる空間を創り上げてくれたから。
今回の20周年記念ライブは、あくまでも”生きている”ロックを見せることが目的。だから、このために特別に再結成してもらうバンドもなければ、久しぶりにギターを持ってもらう人も必要無い訳。
”いつでも臨戦態勢”こそ、ロックらしいじゃないですか。
とくに、東京は面白かった。
どうしても必要な人物、ナベジは遅れずに来てくれ、いつもの調子のMCをしてくれた。原爆の出だしもいつもの調子だった。
でも、予定調和なんて必要無い。
今回のコンセプトを身体で表現してくれる助っ人が登場したのだ。
横山健こそ、その人物だ。
生ぬるい雰囲気を”シャキッ”とさせた。
登場した時にあった、”ヤジ”を素直にはね返してしまった。それも、原爆の一員として。
こんなに凄い迫力でギターを弾く奴はそんなにいないことを、音で表現してくれた。おそらく、ヤジを飛ばした本人も、納得するぐらい凄いプレイだった。
切れがあって、やりたいことがはっきりしている。
こうなることは、やる前から予測はしていたんだけど、彼が2曲やってステージを降りていった後の原爆は、カンフル剤を打たれた患者のごとく、バリバリのパンク・バンドに生き返ることが出来た。
本当に、楽しかった。
こういうことがあるから、バンドって楽しい。
2002/5/8
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