第290回 ”創業 昭和57年” の巻
the原爆オナニーズは “創業 昭和57年” なのだ。
渡辺さんが、作ってくれたタオルにそう書いてある。
ということは、今年で40年経っている。
いろいろあっても、1982年からずーっとバンドは続いている。 おそるべき、生命力だ。
Bollocksの表紙を飾ることになり、メールでいろいろ応えることになった。 メールで返事だと良いところは、資料を確認できるところ。
バンドを始めた当初のことは、記憶がしっかりしているけど、そのあとは結構記憶が曖昧なのだ。
ウチのバンド、JOJO広重が何かと世話を焼いてくれるので、都度資料作りをしている。
例えば、『NUCLEAR
GROOVE』リリース時に、メンバーの”ファミリー・ツリー”を作成した。 人脈図を、Box Set『We Are
the原爆オナニーズ』の時に改訂したから、忘れているようなことも記録してあった。
ディスコグラフィーも、同じタイミングで改訂したので、助かった。
もっとすごいのが、『みんな大好きthe原爆オナニーズ』のライブ年表。
これは、エディと一緒に、手帳を見ながら書き上げたので、対バンが分からないことを除いたら、完璧なのだ。
おそらく、この年表で、対バンが不明なところを埋めていくと、日本のアンダーグラウンド・シーンのつながりも見えてくるはずだ。
(対バンわかる人、資料をくださいな)
何しろ、多くの人が知りたがるようなことは、全部この年表を見るとわかるはず。
以降は、このエッセイで、ライブ告知をしているため、そこを見て埋めていけば出来上がる。 40年分のライブ日程が全部わかるって凄いでしょ。
曖昧な記憶を、修正しながら答えたメール・インタビュー。 あまりにも文字数が多すぎて、半分以上カットされてしまった。
忘れかけていたことを、資料を見ながら書いていたら、”フジヤマ ガンガンファイト”
の原爆階段は、レコーディングエンジニアーを林くんと元ザ・スターリンの金子アツシくんがやってくれていた。
”そうだった!”
と無くなりつつあった記憶を挽回。
メンバーが変わる度に、何らかの印象深いことがあるのだが、文字にするとあまりにも長すぎる。
全く触れていないけど、初めての北海道ツアーは、今までで一番楽しかったものの一つ。
コンチネンタル・キッズとナルミ&ミスターズが一緒だったからね。 なんと、ナルミスのドラムは中村達也だったし。
この時に、怒髪天と初めて会ってるからね。
他にも、2回目のアメリカ西海岸ツアーは、GERMSのドラムのドン・ボールズがスタッフで加わってくれたとか。 いろいろ思い出した。
資料を見て驚いたのは、島くんのTHE JUMPSが、メンバーチェンジのタイミングで一緒にやっていたこと。
このような、忘れ去った記憶を呼び戻してくれたため、なんかいろいろ不思議な気分。
感染症の問題もあり、ライブがあまりできないけど、40周年記念のライブはやります。
2023年2月12日(日)に名古屋クラブクアトロで、早めの時間にスタートして、19時終演を狙います。
遠方の人も、安心して遠征出来るはずだから。 こういう時、名古屋って便利な街だね。
じゃあね。
2022/11/17
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