”大好きBBQ CHICKENS”の巻
前にも書いたけど、5月3日のラママのライブは原爆にとって特別なライブでした。
それは、原爆のメンバーでない人をゲストに入れてライブをやったからです。正直、こんなことは、20年やってきて、何回もありません。
最近10年では、おそらく一度も無いでしょう。
原爆っていうバンドは、やっている自分達にとって特別なバンドなのですごく排他的なのです。
でも、その日はBBQ CHICKENSの横山君に入ってもらいました。
結果は、以前書いたとおり、大成功でした。
どうしてこんなことを書いているのかと言うと、当日のビデオを見ていたら、あまりにも心無いヤジが耳についたからです。
かつて、野次られるのは良いことだと思っていました。
そこには、”おい、がんばれよ!”みたいな感じが常にあったからです。
でも今回のは、明らかにネガティブなヤジでした。正直、”観に来ている人が変わったんだなあ”ってつくづく思いました。
以前、ハードコアのライブに出ても、こんなことは一度も無かったし、場違いなライブに出ても、音楽を楽しむ場にいることを大前提とした言葉しか、かけられたことしかありませんでした。
今回のは、場違いな、ネガティブなヤジでした。なんか、すごく残念で、言葉がありません。
原爆のライブに、何度も来ている人なら判ると思うけど、うちのライブは、音楽的には、かなりきつい音を求めているけど、会場の空気は比較的ほのぼのとした人間関係の上に成り立っている。
ここが、最大の魅力だと自分では思っているのだが、今回その思いが潰された。
また、一から出直しだ。
でも、観に来る人に説教をする気は無い、そんなことするぐらいなら、バンドを辞めた方がましだからね。
あくまでも、音で勝負する。
そして、音で勝負する以上は、どんなバンドとでも一緒にやれるように、戦力をあげておかないといけない。
それは、心無いヤジに対する返答だ!
オールジャンルでどんなバンドとでもやれるように。
そしてこれこそ、当日、我々がゲストとして迎えた、横山君に対する、お礼になると思う。
ライブをする対バンで、自分がパンクと感じたら、必ず、もう一度一緒にやっているし、なかには、何度も何度も一緒にやるバンドもいる。
僕にとって、BBQ CHICKENSはそういったバンドの一つなのだ。
かつてのアウシュヴィッツやコンチネンタル・キッズやマサミと同様に。
追記:ワールドカップも終わったので、ライブしまくるぞ!
まずは、7月20日(土)大阪ファンダンゴからスタート!
2002/7/2
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