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パンクで目覚めろ の巻


楽しかった!


朝から ”パンクのシングルを爆音で聴こう” という企画を思いついて、
2025年3月16日(日)、朝の11過ぎから下北沢にある Club Que でやってしまった。

もともとは、昨年5月に Club Que でライブをやった時、共演者の高橋浩二くんから 「ぼくはザ・クラッシュが好きすぎて世界中からアイテムを集めました」 という本を渡されたことが、ことの始まり。

ならば私も ”いろいろあるぞ!” って対抗意識が無意識のうちに ”むらむら” っと湧き上がったりもするわけで、ライブハウスの楽屋で馬鹿話が始まった。
 
その時は”なんかやれたら面白いね” と、漠然とした気持ちがあっただけで、時間が過ぎれば忘れるような感じだった。

ところが高橋くんは、ちゃんと考えていたみたいだった。

その直後、宙也くんが ”極東ファロスキッカー” と原爆で一緒にやろうよ誘ってくれ、会場が 下北沢Club Que に決まった。

ここで、高橋くんから ”時間があるようならば” と、オファーが。
この時も ”いいねえ” と軽く返事をした。

それからかなり時間が経って、昨年末頃に ”やれそうです” と返事があり、そこから物事が動き出した。


日曜日の朝にやるということだけは ”決定事項” だったので、Sham 69の「Sunday Morning Nightmare」と、勝手な空想。

それと同時に、日曜の朝なら、The Membersの「Sound Of Suburbs」を連想し、タイトルは ”パンクで目覚めろ” を考えつく。

このタイトルを高橋くんに伝えたのが、1月末。

この時点では、CDで音源をかけてパンクの与太話でも良いかなあと思っていた。

私個人は、ラジオ等で音楽に接して、その後にレコードを購入するタイプの人なので、あまり音源にこだわりがなくて、CDでもストリーミングでも ”音が聞ける” ことが第一だと思っている。

だけど、自宅でパンクのシングル盤を取っ替え引っ替え聴いていたら、新鮮な気持ちになり、この感覚を共有できると楽しいだろうなあと勝手に思い始めた。

2月末に高橋くんから、”パンクベスト10” で考えませんか? と連絡があり、自分のベスト10を選んでみたら、Sex Pistols、The Damned、The Clashのシングルで10曲になり、あまりにも人を喰ったようなものになってしまった。

それならば、大好きな1977年のパンクに焦点を当てて、なぜ大好きなのか、その理由をオリジナルのシングル盤を爆音でかけながら知ってもらうのもアリだなと考え直し、高橋くんに連絡。

そして、冒頭に書いた企画が出来上がる。

当日の流れは、下記のとおりとなった。


CLUB QUE パンクで目覚めろ! (20250316)


1977年のパンクアンセムでスタート。
”NO ELVIS Beatles and the Rolling Stones ” と ”Boredom” がパンクの合言葉。
前者がThe Clash、後者はBUZZCOCKS。

The Clash / 1977(ロンドン)1977/3/18
Buzzcocks / Boredom(マンチェスター)1977/1/29


次は、インディペンデント・レーベルがリリースしたの作品。

The Users / Sick Of You(ケンブリッジ)1977/5/6
The Cortinas / Fascist Dictator(ブリストル)1977/6/3
The Lurkers / Shadow(ロンドン)1977/7

そして、マンチェスターシーンの始まり。
Slaughter And The Dogs / The Bitch(マンチェスター)1977/6
The Nosebleeds / Ain’t Nn Been To Music School(マンチェスター)1977/7/25


スコットランドのバンド。
The Rezillos / I Can’t Stand My Baby(エジンバラ)1977/8
the Valves / For Adolf’s Only(エジンバラ)1977/9


バーミンガムのバンド
The Killjoys / Johnny Won’t Get To Heaven(バーミンガム)1977/7/27
Suburban Studs / Questions(バーミンガム)1977/6


最後に、ポストパンクにつながるバンド。
Ultravox! / Young Savage(ロンドン)1977/5/28
Wire / Manequin(ロンドン)1977/11


他にも、紹介したいシングル盤が、たくさんあったのだが、時間の関係でこれだけで精一杯。
実際、最初のセクションで30分を超えてしまい、いくら時間があっても足りなさそうな雰囲気になった。
そこは高橋くんが、うまく時間を推測ってくれたので、なんとか最後まで到達。

1978年編をやるとなると、2部構成じゃないと時間が足りないな。
Sham69、Scrirri Politti、Joy Division、PiLの年だからね。

こういった企画をやると、事前に準備が必要になり、そういった時間がこの上なく幸せだ。
認知症予防になりそうなぐらい、頭が活性化された。
私のボケ防止は、何よりもパンクが一番だな。

じゃあね。

2025/3/20


ライブの予定

4月12日(土)下北沢FLOWERS LOFT
「REBEL BANQUET Vol.13」

出演:the 原爆オナニーズ
OLEDICKFOGGY
島キクジロウ&NO NUKES RIGHTS
DJ :HIDETO(the WILD ROVER)
DJ.z
higo-vicious(RISK )

OPEN 18:30 / START 19:00
前売 ¥3,500 (+ドリンク代) / 当日 ¥4,000(+ドリンク代)
■イープラス購入ページURL https://eplus.jp/sf/detail/4241500001-P0030001



5月4日(土)京都 磔磔
「 騒祭2025」

出演:the原爆オナニーズ
   キノコホテル
   騒音寺

開場 16:00 /開演 17:00
前売り 4,000円、当日4,500円(別途ドリンク代) 



5月5日(日)大阪 梅田 クラブ・クアトロ
「GATHERING 2025」

出演:the原爆オナニーズ
   THE TRASH
   BULL the DOUGS
   RAPES
   S∴h∵i
   INCAPACITANTS
   山本精一+津山篤
   S×O×B
DJ: NAKATANI/MINAMI/SHIGA-CHANG

開場・開演 14:00
前売¥4,500 (+ドリンク代)
※ぴあプレリザーブ独占先行発売(抽選):2/1(土)10:00〜2/15(土)23:59

OPEN 18:30 / START 19:00

前売 ¥3,500 (+ドリンク代) / 当日 ¥4,000(+ドリンク代)

■イープラス購入ページURL https://eplus.jp/sf/detail/4241500001-P0030001

 

よろしくね。