第327回

思い出の記録の巻


以前じょうやん(JOJO広重)と話をしていたとき、こんな話題になった。

”持っている、レコードやCDやカセットを死ぬまでに全部聞き直せるだろうか?”

二人とも、”無理だろうね”という答えにすぐに達した。


最近、遺品整理とか生前整理のチラシを見ると、”レコード”という文字が書いてあって、不意義な気持ちになる。

つい10年前までは、レコードは単なる ”ごみ” でしかなかったからだ。


正直、私にとって ”宝のようなレコード” も、知らない人にとっては ”ごみ” ということは、理解している。

私の集めたレコードは、誰か興味のある人に引き継いでもらいたいのだが、枚数が多いから無理だろう。


LPや12インチのシングルは、買った順にレコード棚に入れているから、私以外は、どこに何があるのか、さっぱりわからないようになっている。


なぜなら、自分が個人で音楽を楽しむために買っているのだから、買った時の気分やお店でのやり取りが、そこにあることが大切。

どうやって、この棚の中に入ったのか、想い出が詰まっている。

フジヤマでレコードを買って、その後に渋谷で次のレコードを手に入れ、翌日に、またフジヤマでレコードを買い求める。

そんな、行動の記録であったりもするわけだ。


海外のマーケットで中古で手に入れたレコードに元の持ち主の名前が書いてあるようなものにも、”あのときあそこで偶然手に入れたんだなあ”という個人的な記憶が重なっていたりする。


だから、自分のレコード棚にあるレコードは”個人的な思い出の記録”になっている。


資料として音楽を聴いているんじゃないから、”この時は、これとこれを一緒に買っていたんだ” と、レコード棚を見ていると、タイムマシーンに乗っているような気分になることもある。

レコード・バーゲンで手に入れたレコードは、単に安いからという理由だけで買ったものもあったりするが、そういったレコードが何年か後になって、お気に入りの一枚になっていることもある。
逆に新譜であり金をはたいて買ったけど、良さがわからなかったレコードも、そのまま入れてあるので、たまたま目に入ってきて聴き直すと、やっと理解できることもあったりするから、楽しい。


CDの時代になったときに、”買った順では整理ができないなあ” と思い、ある程度ジャンルごとに整理をして、箱に入れていたのだが、コロナ禍以降は、CDもレコードと同じように買った順になってしまった。


なぜかその方が、不思議なことに自分の中で整理がついている。

”あれは、あれと一緒に聴いていた” ってなるわけだ。


レコードって、記録っていう意味だから、まあ、この楽しみ方は、ある意味、正しいな。


さて、次のレコードやCDを聴くとするか。


じゃあね。

2026/7/9


ライブのお知らせ

BECOMING THE 原爆オナニーズ LIVE !

 
レコ発ライブをやります。


7月12日(日)名古屋 名古屋クラブ・クアトロ

『BECOMING THE原爆オナニーズ LIVE !』
出演:the原爆オナニーズ、ゲスト:自爆
開場 16:00 /開演 17:00
前売り 3,500円、当日4,000円(ドリンク代600円必要) 
お問い合わせ先
名古屋クラブクアトロ:052-264-8211


8月22日(土)大阪  梅田クラブ・クアトロ

『BECOMING THE原爆オナニーズ LIVE !』
出演:the原爆オナニーズ、ゲスト:THA BLUE HARB
開場 16:00 /開演 17:00
前売り 3,500円、当日4,000円(ドリンク代600円必要) 
お問い合わせ先

梅田クラブクアトロ:06-6311-8111


2027年3月6日(土)新代田 FEAVER

『BECOMING THE原爆オナニーズ LIVE !』
出演:the原爆オナニーズ、ゲスト:自爆
詳細は後日