”スージー&ザ・バンシーズ”の巻 自分も、本を買っちゃったり、結構、悪のりしていたんだけど、そんなこと全く考えずに、オリジナル・パンク・バンドの一つを観ていたことに、先日気がついた。 なんたって、サマーソニックっていう、夏のイベントに突然出演したんだから。このイベントは、結構好きで、新しいバンドを気軽に見れるから、毎年行っているんだけど、まさか本当に来るとは思ってもいなかった。どうせ、一週間ぐらい前になったらキャンセルかなあ?の気持ちでいたし、元QUICKSANDのRIVAL SCHOOLSのほうがもっと観たかった、というのもある。 一度目は、革ジャンの背中に1STシングル発売時の自体で”スージー&ザ・バンシーズ”と書いた、オリジナル・パンクスが大挙して押し掛けていた。正直、この年の2月末にWIREのライブを観た時に、自分の中では、「オリジナルなパンクは終演を迎えたんだ」と、ライブを観ながら実感していただけに、その人数の多さに対する衝撃は大きかった。 「まだパンクは死んでいない、進化しているんだ」と感じることが出来たライブであり、こうなったら、とことん、この音楽について行ってやろうと決めたのも、この日のライブの存在が結構大きいものがある。 他にも、この当時に観た様々なバンド、今でいうところの”ポスト・パンク”バンドから受けた影響は物凄く大きい。 「パンクは一つのスタイルじゃないんだ」っていうところ。 音楽的に何でもありのおもしろさこそ、パンクだ。もちろん、CRASSの言っていた言葉も、パンクにとっ 二度目に観た時は、ギターがTHE CUREのROBERT SMITHだった。弦楽四重奏を加えたりして、柔軟なスタイルを表現してくれた。 そして今回、サマーソニック。どう書いたらいいんだろう。以前観たスージー&ザ・バンシーズと比較してもしいのか?、分からない。でも、少なくとも、あの”セックス・ピストルズ”よりは、個人的には素直に観ることが出来たし、楽しむことが出来た。最後の曲「VOODOO DOLLY」を聴くことが出来た、それだけで、満足していたことは確かだ。
追記
|