第81回
　”STEP FORWARD”の巻

前回で８０回を迎えることが出来た。

そこではじめてロックのことは全く書かなかった。
でも、気が付いている人は７０年万博の時に ”ライトハウス” がロックを運んで来たことや、それに連動して フラワー・トラベリン・バンド が、カナダへ遠征したこと等を読み取ってくれている。
渡辺さんの写真、それだけでこちらには ”何か新しい世界観” を運んでくれたことを「ゴールドメダル」で現わす、なんていう離れ業をやってくれた。

昨年、パンクハードコアに関するガイドブックに拙文を書いた。
おそらく　”このおやじ、何聴いているんだ”　と思うようなものを、できるだけ多く書かせてもらった。

大体、単なるパンク好きなおやじに　”ブルータルなハードコア”　なんて云われたって　”信じられるか！”　って思うほうが素直なような気がする。でも本当に好きじゃないと文章にはならない。
少しでも多くの人に興味をもってもらい　”まだ見ぬ世界”　を是非覗いてもらいたい、という気持ちは人一倍強い。
そんな時に役にたつのであれば、非常に嬉しい。

この私はといえば、EASY ACTIONの新しいシングルを買い、その次に７０年代のイギリスのジャズロック（？）バンドROCK WORKSHOPのファーストにボーナストラックが入っているといって喜んで買ってしまう。
このようにして、前進しようとしているんだ。もちろん、前にも書いたと思うけど、友人のバンドがCDになると、どうしても買ってしまう。目に余るような行為らしく、家内には叱られっぱなしだ。

でも、これしかないんだ、バンドやって、レコード買って、楽しむのさ。

さて、今からは　the evens　を聴こうっと、その後は、まだどんな気分になるのか判らないや。

2005/6/18