第82回
”ROCK'N'ROLL RADIO”の巻

ロックを長く聴いていると、いろんな場面に遭遇している。

個人的には、やっぱり、パンクとの出合いがターニングポイントになる。
でも、もっと長く聴いている人にとっては、ビートルズであったり、ヴェンチャーズであったりするんだろう。
なんたって、小学生だった時に聴いたビートルズの”抱きしめたい”は衝撃だった。
同じように、いろんな音楽があった。それは、ジェファーソン　エアープレインの”あなただけを”に出会ったり、ビージーズの”マサチューセッツ”だったりする。
土曜の昼間に見たGSのザ・ダイナマイツの、お花畑の中で”トンネル天国”も凄かった。
多くの人は、初期衝動的な感動で、止まることが多いと思う。

自分だって、上記のような衝撃があったが、すべての感覚をぶちこわす程の衝撃が、パンクに出会った時にあった。それまでのプログレ、ブルース・ロック、ハード・ロックから解放されたかのような感覚は、その時、同じような感覚を持った人に伝わっている。

そして現在、パンク以上の衝撃は個人的には受けていないが、実際は、多くの変化点が存在している。
それは、ラップ（ヒップ・ホップ、という総合的なジャンルであったり）、ジュリアナに代表される、ユーロビートだと思う。
私が知らないだけで、多くの変化点があるはずだ。

残念ながら、現在は放映されていないが、”TOP OF THE POPS”を見ていると そう感じる場面が多くあった。
だからこそ、今でも、いろんな音楽を聴いてみたいという欲望がある。
標題の曲の歌詞を、しっかり理解してもらいたいなあ。

１９８０年に、音楽を過去のものにしないために、変化の必要性を訴えている。
今年の夏、第２次世界大戦終了から６０年経つ。
恐怖の大量殺戮兵器が、実行された日に、ライブを行う。

そして、自己の宣伝で嫌らしいが、DVDを８月９日に出す。
勿論、初アメリカ公演の全容を入れた。

自分でいうのもなんだが、うちのバンド名を再考して欲しい。

2005/6/28