↑Gとありますが、連載Hです。お詫びして訂正致します。 高熱の話 病院いけ。保険証なくても。 今回経験した最高記録は41度。まあ体温を常に測定している訳ではないのでこれ以上のときもあったのかも。よく死ななかったな、自分。 精神状態までおかしくなった。 そのあと引越しのゴタゴタまであったので本気で精神が疲弊した。不安神経症を患っている友達がこっそりくれた抗不安剤にどれだけ救われたか。その前にちゃんとした風邪薬飲め。 自分はただ何も考えず(所謂、無感動無関心の状態。鬱病が悪化するとこうなるらしい)ただ外の景色を見ている。 荒地に数件の民家があった。 理屈はよくわからんがこちとら熱で脳が茹だっているのでなんとなく納得してしまう。 ふと「男性器担当の人は誰ですか」と尋ねると「私です」と薄汚れたタオルを頭に巻きつけた老人が出てきた。私は「あんた更迭」といった。 これは夢ではない。電車の中で突然涙が止まらなくなった。 ちょっと内省的になって涙の原因を考えてみた。当然脳は茹だっている。 考えた結果「悲しいのは自分がマリリン・マンソンでも水木しげるでもないから」という結論に至った。 いまになってシラフの頭で考えると、どうしてこういう結論に至ったのかまるでわからない。 みなさん身体だけは(出来たら心も)お大事に。 |