「なんか良いことないかな」

「なんか良いことないかなー」っていう言葉が嫌いです。

まあ、人が使う分にはまだいいのだけど、自分は絶対に使いたくない言葉。
というか、良いことや楽しいことは、あまりにもたくさんありすぎて、とてもすべてを消化しきれないと常に感じているのですけども。

日々、生きていくこと、それはなんとなく、同じことのくり返しのように感じたりもします。

毎日同じ時刻の電車に乗って会社に行き、同じ時間に食事を取り、移動時間にウォークマンを聞きながら本を読んで居眠り。

会社帰りに友達と飲みに行ったりライブを見たり。

感動的な映画を見たり、好きな彼と言葉を交わすことさえ、日々のサイクルの中の一環なのではと思ったり。
だけど、それが心地良い幸せだったりもする。

だけど、それ以上の「何か」を求めるのであれば、自分からその「何か」に働きかける気持ちを持つことが大事なのでは、などと思うのです。

「良いこと」は、天から降ってくる金貨のようなものではなく、自らのほんのちょっとの着眼点の違いで発生したりすると思う。

例えば。

マクドナルドでいつもオーダーする飲み物を変えてみるとか。
「なんじゃそりゃ?!」と思った人も多いでしょう。
たげど、私を含め、お気に入りの店でオーダーするメニューがいつもだいたい同じ、という人は多いのではないかと。

それをちょっと変えてみる。

いつもダブルバーガーだったら、フィッシュバーガーにしてみるとか、はたまた、いつもマクドナルドだったら、ちょっと勇気を出してロッテリアに行ってみるとか。

あと、日頃連絡していない友達に連絡してみるとかね。
その友達がなにか「良いこと」を隠し持ってたりするかも。

いつも行かないロッテリアに行って、何か感じることはきっとあると思う。

例えば、お店の中から見える窓の外の風景とか、いつもと違うシェイクの味とか。
そこからいろんなことを想像して広げていくと、良いことっていっぱいあるような気がする...のって私だけ??

「100円シェイクでそこまで広げて幸せになれるのは安上がりでおめでたい」などと人は言いますが、いいじゃん!おめでたくても。
ちょっとしたことで常に幸せ感が味わえるっていうのは、なかなか良いのよ、と私は思う。

親の育て方とかが大きく影響してると思うんだけど、私の場合、小さい頃から、幸せというか、幸福感は人から与えてもらうものではなく、自分の中で作り出すものと思ってた。

そのせいか、今だにおねだりとか甘えたりとかは、うまくできなかったりもするけど、ちょっとしたことでも大げさに「はー。幸せ」って思う。

幸せごっこ(?)みたいなのが好きなのかな。
やっぱり安上がりなのかもしれない。

まあ、大事なのは、オーダーや店なんかを変えたことじゃなくて、自分で日常の何かを「変えてみよう」と思うことなのではないかなぁ。

何も変わらないな、と思うのなら、自分で何かを変えれば良いと思う。

待ってても、そうそう良いことなんて起らなかったりもするし。

だったら自分で見つけたり始めたりすればいいんじゃないかな、と。

それが「良いこと」への近道というか、第1歩なんじゃないかなぁ。

08/08/2001

 

ハワイに行ってきました。

オアフ島です。1人旅です。

なので、当分ハワイネタが続くと思われます。

今回は、滞在中に行った全米No.1にも輝いたことがあるという、カイルアビーチとラニカイビーチの写真を紹介します。

この2つのビーチは隣接した場所にあります。
しかし、ワイキキからはかなり遠く、車がないとキビシイ...。
ワカは免許がないので、バスに自転車を積んで行ってきました。
(ハワイのバスは、車の前の部分に2台まで自転車が乗せられる)
でも、自分で自転車を持ち上げて設置してっていうのが、自転車は重いし装置は固いしその間バスは待っててくれてるしで(というか、待たせてる)、乗るたびに毎回、かなりプレッシャーを感じてました。

バスに50分くらい乗って、降りた場所からさらに自転車で30分。
初めて行く場所だったので地図を見つつ迷子になりながら独り言ざんまいの楽しい遠出でした。

みなさんも機会があったらぜひ行ってみて!

[1]
バスから降りて、「ほんとにこっちでいいの?」と不安に思いつつも30分ほど自転車で走ると、道の突き当たりがビーチでした。 これは、川がカイルアビーチに続いてる場所で、男の子が1人で網で魚を獲っていて、ほのぼのとした風景でした。
[2]
山の上から見たカイルアビーチ。人も少なく絶景。だけど、思ったよりも日本人に多く出くわした気がする。ちなみに、カイルアはウインドサーフィンのメッカらしいです。確かに風が強かった。
[3]
カイルアからラニカイに行く途中の道です。右側が「BIKE LANE」といって、自転車専用の道になっているので、ワイキキのようにびゅんびゅん走り抜ける車におびえることもなくゆったりと走ることができます。だけど、車どころか、人にもほとんど会わなかった...。
[4]
みんな家の外壁とか植え込みとかにこだわりがあるとみた!このお家は、外壁(ガレージのドアかも?)が木彫りなっていて、その上からペンキか何かで着色してました。あまりにもきれいで、発見した時、思わず1人で「おー!」と歓声をあげてしまった(笑)

[5]
お家シリーズ。
ポストです。
みんなほんとに凝ってる!これはハイビスカスの絵が書いてありますね。

 

 

[6]
これは、上にレイをかけたネコが乗っているポスト。正面にもネコの絵が。よく見ると、もしや市販品?!ちょっと欲しい!けど、どこにも置けーん!(注・うちはマンションの9階です)

 

[7]
これもポスト。だと思う...。ちょっと疑わしい。だって、どこに手紙入れるの?口のとこ?新聞とかは丸めりゃいいけど、ポストカードとか厳しくない?っていうか、これ何の魚?まさか金魚?金魚ってハワイにいるの?いたっけ?(以下、延々と続く...)

 

[8]
ラニカイビーチには、こんな感じのビーチへの入口が色々あります。一瞬「誰かの所有地?」とか思うようなたたずまいなんですが、聞いた話によると、ハワイのビーチはすべて個人のものにはできないそうです。美しいものはみんなのもの。1人ひとりが大事にしたいものです。

[9]
この入口を進んで行くと、ありました!ラニカイビーチ!(号泣中)ついに見つけた!って感じでした。最初「でっかくてきれいなお風呂みたい!」とはしゃいでいた私ですが、ここは岩場で風も強く、波の押し引きも強かったので少し怖くなり、新たな場所を求めて移動しました。私以外誰もいなかったし、波に引きずられるっていう感じがちょっと恐怖だった。

 

 

[10]
またもや見つけたビーチの入口です。なんか、フジフイルムとかのコマーシャルみたいなどと思いながらも、葉っぱのアーチをくぐり抜けていきました。

 

 

 

 

[11]
すると、がびーん!(古すぎ...)見たことのないようなきれいな海が!(またもや号泣)ワカの他には白人の女の子が2人で焼きを入れてたのと、男の人が1人でモリ(ヤリ?)を持って、魚を狙ってました。様子からみて、彼はかなりマジでした。きっと夕飯のおかずを求めに来ていたのでしょう。でも、ワカが見た感じ、あんまり収穫なかったっぽい。というか、かなり逃してた...。このビーチでは、持っていった折り畳み式のゴザをひいて、2時間ほど本を読んでました。ほんとに天国に来たみたいだった。
[12]
ラニカイからカイルアに抜けて行く途中で見つけたお家。でっかいラナイ(ハワイではベランダやバルコニーのことをラナイというらしいです)にテーブルセットが置いてありました。週末に家族でバーベキューとかするのかな。いいなーいいなーと思いながら帰途へ。以上カイルア・ラニカイビーチ写真付きレポートでした。ハワイに行ったら、また行きたい場所がいっこ増えた感じです。

 

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