#5 樹海NO,1・・・・迷ってしまったから詩です 「シミだらけでグルグル」 足が止まったままだ。 思考は漂っている『ふわふわの鉛』思い思いふわふわの 光が幾重にもかさなって 当てにならない・・・・・・おれ・・・・・・・ 毎日が遅刻 自分に乗り遅れてる むかし借りてきた服は栄光のままハンガーに おれはシミだらけのグルグルに『D』が飛び散った後だ シミって恐ろしい 『ピエール』・『ナガイ』・『マサフミ』 みんな死んだ なにか終わった 純粋で無垢な魂に乾杯 強靭な肉体に並外れた知性 躍り出るように迷いをいでて進み続ける力 命 さあ、このまますべてを引きずり回そう 忘れた頃に『おれ』がついていくだろう 変な顔して 泣いてんだか笑ってんだか知らんけどさ さあ、このまますべてを引きずり回そう 行くんだ ぶっ倒れたら地球に接吻したまま爪を立てて進んでやる 引きずり回され引きずり回す 今日一日を行く 3人のようにおれもなりたいから 行くんだ 2002/6/20 ------------------------------------------ |