第3回 三 「そんな訳で、結果的にコンビで聖水プレイまがいの大惨事に遭遇したペイパービュウなんだけど、あれはホントひどかった」 邦 「若かれし頃のヤンチャです」 三 「半年もたってねえよ! あの一件で『こいつはほっといてはいけない』と思って、お前とコンビ組むことにしたんだから」 邦 「ちょっと待ってください! さんぺいさんにも似たような話があるじゃないですか!」 三 「俺は寝小便なんかしないよ」 邦 「おねしょどころじゃないです! 伝説の『カラオケ報復テロ事件』ですよ!」 三 「そんなことあったっけ?」 邦 「西口プロレスの打ち上げの三次会で、みんなでカラオケ行ったときです! 誰かがカラオケBOXの廊下で話して仲良くなったっていう女の子を連れて来たじゃないですか?」 三 「あー、あの X X X X X X X X か?」 邦 「キャー! X X X X X X X X! 僕が今までで聞いた一番凄い罵倒です!!」 三 「あんときその女の子が『お笑いだったら、なんか面白いことやってみー?』とか言ってきたんだよな」 邦 「そんな器用な事が出来たらとっくに売れてます! 飲み代安く上げる為にカラオケなんかで三次会やってないですよ」 三 「その子はそのノリのまま、売れない芸人をさんざ愚弄・嘲笑して、自分の部屋に帰っていったんだよ」 邦 「みんなカリカリきてましたよ。失礼にもほどがあるって」 三 「まあ、言ってもガキだからなあ。そんなに怒ってもしょうがないじゃん」 邦 「どの口がそんな事言ってるんですか! だってその後、急にさんぺいさんがスクっと立ち上がって『ちょっと笑わせてくる』と呟いて部屋を出て行ったじゃないですか」 三 「せっかく来てくれたのに、楽しんでもらえなかったから、なんか申し訳無くてさあ」 邦 「ウソです! 目が完全にすわりきってました!!」 三 「で、俺、ひと部屋ひと部屋探し歩いて、ようやくその子のいる部屋を見つけたんだよ」 邦 「僕、心配でついて行ったんですけど、その様子はホラー映画のワンシーンです! さんぺいさんの怖さは『リング』の貞子を超えてました!」 三 「で、勢いよくドア開けて飛び込んだら・・・」 邦 「女の子二人とサラリーマン風の男性が二人いまして、唖然とした顔でこっちを見てました」 三 「面白いくらい唖然としてたよな」 邦 「そりゃそうです! さんぺいさんはどう見てもヤクザにしか見えないです。僕ならその瞬間、有り金全部出します!」 三 「で、俺は全員の視線が注がれる中、おもむろにズボンとパンツを下ろしたわけだ」 邦 「そしたら、さっき僕らの部屋に来た女の子が、我に返って文句言い始めたんですよね。 『何してんの! 面白くないから帰ってよ!』って」 三 「あの時はまだ俺がただチンコ出しに来たと思ってたんだな。売れない芸人が程度の低い悪ふざけに来たと」 邦 「僕だってそう思ってましたよ! そしたら、いきなりさんぺいさんのチンコの先からジョロロロローっと・・・」 三 「水芸の妙技だよ」 邦 「種も仕掛けもなかったです! あれは本物のオシッコじゃないですか!」 三 「それまで『バカ』だの『サイテー』だの、ギャーギャー文句言ってたあの X X X X X X X X が絶句したもんな」 邦 「顔に書いてありました『こいつはホンモノのキチガイだ!』って」 三 「かわいそうなのはサラリーマンだよ。金髪髭面のどう見てもカタギじゃない男が部屋ん中に乱入してきて、何がなんだか分んないうちに放尿だもん。慌ててたなー」 邦 「あんなことされてるのに、ずーっと、さんぺいさんに敬語でしたもん。よっぽどの恐怖だったんですよ」 三 「俺は『なんか面白い事やってみー』って言われたことに対する精一杯のギャグのつもりだったんだけど・・・」 邦 「あんなギャグ、NSCじゃ教えてくれないです!! ちなみに、そこのカラオケBOXは各部屋にアメリカの都市の名前が付いてたんですよ。僕らの部屋は『サンフランシスコ』で」 三 「その子たちの部屋は『ニューヨーク』」 邦 「明らかなテロ行為ですよ!」 三 「でも家帰って一眠りして酒抜けてからは落ち込んだなー。めちゃくちゃ自己嫌悪に襲われたもん。カラオケ屋さんが寛大な人でよかったよ」 邦 「何言ってるんですか、さんぺいさん! 店の人は大激怒レベルのおかんむりでした!! 僕が代わりに平謝りしたんですよ!」 三 「まあ、若かりし頃のヤンチャって事で」 邦 「これも半年位前の話です! あれを見て『この人はほっといてはいけない』と思い、僕はさんぺいさんとコンビを組んであげました」 三 「どっちもどっちだよ! 酒とションベンにまつわる話が多い俺らはライト柳田か!」 邦 「誰ですか、それ???」 -------------------おまけ------------------------ 今回の文中に出てくるすごい罵り言葉「 X X X X X X X X 」とは、なんでしょう?正解者にはもれなくペイパービュウからお褒めの言葉メールをお届けします。(期限は次回更新まで) 宛先 sanpeism@jp t.ne.jp どしどしご応募下さい。 2003/1/10 |
「ドリル・ア・ホールパイルドライバー、まだ給食の時間なのに」を見る
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