第5回 三 「お前の泥酔は死に直結する可能性があるからなあ、気をつけなきゃダメだよ」 邦 「関係あるかーい!」 三 「あるんだよ! その辺はタレントなんだから体調管理をしっかりして、ケガのないように毎日気をつけて・・・」 邦 「待って! さんちゃん!」 三 「誰がさんちゃんだ!」 邦 「さんぺいさんも人のこと言えないですよー! 前に 『 漫才バカ一代 』 の打ち上げで、すごいことになってました!」 三 「俺はいつも楽しい酒だよ」 邦 「顔面血まみれのどこが楽しい酒ですか!! 楽しく流血するのはブッチャーくらいです」 三 「ああ、去年の12月の 『 漫バカ 』 の打ち上げ三次会でのことか? 」 邦 「そうです! 打ち上げで大流血って、今まで見たことありません!」 三 「まあ、詳しく説明すると、そこはカラオケのある居酒屋だったんだよな。で、まあ、そこにつくまでに俺もベロンベロンになってて」 邦 「さんぺいさん、覚えてますか? 二次会では、日本酒を鼻から飲んでましたよ」 三 「コカインとか鼻の粘膜で吸収するとかいうじゃん? だから日本酒を鼻から飲んだら回りが早いかな、と思って実験してたんだよ」 邦 「僕、あれを見て、この人はツッコミでもボケでもないと思いました」 三 「とにかく、そんくらい酔っ払っててさあ。で、俺、酔っ払ってカラオケ行くと、ついやっちゃう癖があるんだよね。どんな癖かっていうと・・・」 邦 「歌ってる途中、マイクで自分の額を叩きだします! しかも、力いっぱい振りかぶって連続です!! なんですかあれ!?」 三 「パーカッションだよ。カラオケのアレンジって曲が薄っぺらいから、ついつい音に厚みをつけようとしてさ」 邦 「そうですよねー、もっと音楽性を高めようと思って、その場で打楽器を・・・ってオーーイ! 人の頭はボンゴじゃありません!」 三 「自分の額だからいいかな、と思ってさあ。で、そん時も調子に乗ってマイクでゴツゴツとやりはじめたら」 邦 「ゴツゴツどころじゃないですよ! 人の頭から出る音であんなのは聞いたことないです!」 三 「シンセサイザーじゃねえと作れないような音が出てたらしいよな。でも、このアクションっていうのは、毎回恒例みたいなもんだから、だいたいみんな 『 さんぺいちゃん、待ってました! 』 みたいな感じになるんだよ。なのにみんなシーンとなってるから、おかしいなと思ってたら」 邦 「大流血ですよ! あの血を見たおじいさんが、6人ショック死しました!」 三 「俺はフレッド・ブラッシーか! でも本当に大流血だったなあ。アルコール入って血の巡りもよくなってるから、どんどん出てくるし」 邦 「で、みんな慌てて血を拭こうとしてるのに、さんぺいさんが言った言葉が」 三 「おい! 写メールねえか? 写メール!」 邦 「本気で頭おかしいひとです! その後血まみれでゲラゲラ笑ってたかと思ったら、いきなり大泣きしたり、もうついていけません!」 三 「酔ってたからなあ、泣いて笑ってケンカして、だよ」 邦 「 『 ド根性ガエル 』 ですか! この世に一匹しかいません!」 三 「でもあの後、何ヶ月かくっきりマイクの網目が額に残ってたのは笑ったなあ」 邦 「どのライブのネタ見せ行っても、まずそれを聞かれましたから」 三 「で、正直に話すとみんな引いちゃってな」 邦 「ネタじゃなく、危険人物ということで落とされてました! どーゆーことだー!!」 三 「でも?」 邦 「関係あるかーい!・・・って、ありますよ! せめて俺だけでも舞台に出せー!」 三 「まあ、さすがにちょっとは反省したからね。あれからは数えるくらいしかマイク頭突きはやってないよ」 邦 「やってるじゃないですか! そのうち頭蓋骨陥没して、カラオケBOXがさんぺいさんのカラオケBOXになっちゃいます!ウマイ!」 三 「勝手に殺すな! でも俺が死んだらアルコールが染みてて、火葬にしたらよく燃えるよ」 邦 「土葬でもアルコールで消毒されてるから腐りません!」 三 「じゃあ、俺が死んだらアルコールランプかホルマリン漬けの死体標本として、どっかの学校の理科室に寄付しとけよ」 邦 「それじゃ漫才じゃなくて教材です!」 2003/6/5
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