D-DAY
タイトル●
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制作●
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新録である、それだけで快挙。
8曲目「虚らっぽの世界」に見る80年代からずっと維持している彼女のセンス。 ぼんやりと、終りともなく消えてしまう微妙な危うさ。 そして「甘い予感」に私は感動する。 今聴き直してみると、彼女のヴォーカルと作風の少女性には、夢があったのだと確認した。
頻繁にライブなどで見聞きしていた80年代には気付かなかった、D−DAYのこの危うさこそ美しく、今 耳に素直に響く。
ヴォーカルの美子ちゃんに聞くと、バックは旦那の成田忍さんの大活躍との事、婦唱夫随(笑)。
文 渡辺正 2007/9/6