f u j i y a m a   d i a r y   2 0 0 4      ( c )   F U J I Y A M A


 

2004 DIARY   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

2003 d i a r y
2002 d i a r y

2001 d i a r y

text  by  T A D A S H I    W A T A N A B E   ( record shop F U J I Y A M A )

 

 

 2004年(平成16年)12月

 m y   f a v o r i t e /ジョニー・ジッパー人形

12月31日(金)
小雪まじりの大晦日 店は暇 夜10時にアパートに帰り格闘技戦をTV観戦 だみあんが蕎麦持参で来たので年越し蕎麦とシャレる。
 
12月30日(木)
今、気がついたがあれよあれよと言う間に、今年も終わるなぁ・・・。この閉塞された空気の中でよくも生き長らえてるボクって、エライ!と誰か言ってよ!ってば。寂しいじゃないか!来年はノホホン〜ンとしてたいもんだ。明日の大晦日はオールナイト営業はしないぞ・・・だって去年は深夜一人も来なかったもんなぁ、めちゃくちゃ空しかったのを覚えてるし(笑)店で男祭り見て帰ろう!大晦日らしく。今年は猪木祭りないの?

12月29日(水)
雪が降ってる!店で小さくなってる一日。

12月28日(火)
春日部のハードオフでモニター代わりの中古テレビを物色。ジャンクモノで当たりのものはないか、あれこれ時間を費やすが・・・残念。RGBのケーブルが安いのでそんなの買ったりして、なぜかウキウキ。テレビを買うんじゃなかったのかい!買い物とはそんなもの。

12月27日(月)
実家に着くと、姉がフラダンスしてる。フラのビデオを流してそれに合わせて踊ってる。いい年の暮れの風景。

12月26日(日)
原爆オナニーズのビデオを流してたら突然テレビモニターがブラックアウトした。音声は変わらず爆音のまま・・・なので気にせず流しつづける。もう小さなことでは焦らない(笑)。

12月25日(土)
近廣直也君が手にいっぱいの缶珈琲を持って来店。彼はいつも手にいっぱい・・・が好きとみえて、いつぞやは栄養ドリンクを一箱持ってきてプレゼントと。大胆にして繊細とは彼のこと。

12月24日(金)
浮いた噂もないままのイヴ 寂しくなんてありません と独り言。

12月23日(木)
私も参加している「おみやげこけしクラブ」のサイトが最近アップスパンが短くていい感じ。フジヤマHPも来年リニューアルして心機一転を図りたい。

12月22日(水)
3万ぐらい買い物してくれたお客さんが、手持ちの現金がないから・・・ATMでお金下ろしてくる、と言い残して退店したまま戻らず。寂しく置かれたままの3万分のCDやらLPを、これまた寂しく戻す僕。

12月21日(火)
このところ忙しくて、母に会うのも久しぶり。元気なんだか調子悪いんだか微妙な母。人に意思を伝える方法すら無くしてるのかなァ・・・。

12月20日(月)
秋葉原でAVコードを購入。そんじょそこらのコードじゃないぞ!カナレのBNCだ!といってもわかる人でなきゃ解るまいが。まあ、それでも私にとっては大冒険な出費なのですが、オーデイオマニアやプロから見ればたいした出費でもないのでしょうね。

12月19日(日)
なじみ客が、妙な2005年自作カレンダーを買ってくれた。かれは2004年のこのカレンダーも持っている(笑)。入荷したての、この2005年カレンダーはとにかく面白いのだ。毎日その日の誕生日の芸能人が記されている「スグレモノ」よく調べたもんだ・・・の一品なんと200円也。

12月18日(土)
犬まがいのナベちゃんが「犬まがい 軍手」というのを作って持ってきた!爽やかなスカイブルーと情熱の紅い軍手だ!いやはや美しい行為に二人で笑った。各500円で、もっかフジヤマ独占発売中(爆笑)

12月17日(金)
どうしてもビデオ動画配信したくて格闘中で、連日パソコン病。解らないことが多すぎる。メールはどんどん溜まってくるし・・・今日はノンバンドのノンちゃんから来てた。池袋に30年前にあったジャズ喫茶のことを私のエッセイで軽く書いたのだけど、それをたまたま見たという。そのジャズ喫茶はノンちゃんも知ってるとみえて、えらく懐かしくなったと、突然のメール。返事もまだ出してもいないが、こういうのは気楽に返事が出せていい・・・が、出す余裕も暇もない。店は客もたいして来ないのに、なんでこんなに暇がないのだ!

12月16日(木)
店内で一日中パソコンとにらめっこ。腹へった。

12月15日(水)
店内で一日中パソコンとにらめっこ。眼が破水しそう。

12月14日(火)
自宅で一日中パソコンとにらめっこ。眼が犯されそう。

12月13日(月)
自宅で一日中パソコンとにらめっこ。眼の奥が痛い。

12月12日(日)
奇跡のように朝6時に眼がさめる!いいぞ! オレ。

12月11日(土)
日本語の達者な外国人がナゾだらけのバンドのカセットを大量に買ってくれたので、嬉しくなった。彼は1年前もわざわざ来てくれて、やはり聞いた事の無いバンドのカセットをまとめて買ったと嬉しそうに言う。熱心さではやはり外国人の方が勝ってるなァ。

12月10日(金)
新しく買ったPCのキーボードが凄く気持ちいい。ず〜〜〜〜〜と打っていたい感じだが、なにせ中古だから前任者の漢字変換記憶が残っていて奇妙な変換になる。経理関係の用語が多くて、多分コイツの前の持ち主は事務員と見た。早く「渡辺仕様」にしないと使いづらい。

12月9日(木)
生まれて始めて死んでみた。きれいなお花畑で、スローモーションで近寄ってくるのは、クレラップCMのおかっぱ少女似の天使。少し後ずさりしたら下は海。岸壁の上だったのね、ここ。仕方なく眼で殺そうとしたが、クレラップにまんまと手を握られた。するとどうだ、ワープしてそこは灼熱の五右衛門風呂の中に五右衛門と一緒に釜茹でにされてる。あたしは地獄へ落ちたんだ!と一瞬納得したけど、五右衛門と名刺交換などしてるボク。地獄でも死なないみたい。すこし安心したら目がさめた。

12月8日(水)
下痢です。

12月7日(火)
パソコンがオカシイ。いや可笑しい。本体を殴ったら直る。かわいい奴よのう。

12月6日(月)
家にあるいらないモノをゴミ処分してスッキリ。珍しく床にワックス掛けしてピカピカの部屋に変身。されど貧しき6畳一間。

12月5日(日)
始めて来たというお客さんが、「渡辺さんの出たケラ監督の映画は、どうなったのですか?」 と。なんの事やらわからず困ってたら、古い 雑誌宝島 を鞄から取り出して開くと、なんとケラがやってたナゴムレコードの広告ペ−ジにビデオ映画の製作案内がしっかり載ってる、しかも私の役は精神病の骨董品屋の親父で、D-DAYの美子ちゃんは心臓弁膜症の乙女(爆笑)。多分製作企画段階でボツになったんだろうなァ・・・しかし観てみたいな、我ながら(笑)

12月4日(土)
弱った身体だが燃えたぜ!男の俺をなめんなよ。でも色んなとこなめておくれ。う〜んもう。

12月3日(金)
頭痛が治まる!あとは下痢だけ(笑)

12月2日(木)
ヘブンスドアで「犬まがい」のライブ拝見。ナベちゃん(VO) が過去聴いてきた音楽がなんとなく解って、素直な男だなァ・・・と、一人しんみり。

12月1日(水)
18年ぶりにフジヤマに来たという男性が、懐かしいを連発して一人で大騒ぎしてる(笑)。同伴してた女性がそんな彼をニヤニヤしながら店内をユラユラ。多分彼女には全く興味のない店に映ったろう、その対比が可笑しかった。

11月30日(火)
吐く。

11月29日(月)
腹痛の上に頭痛が加わる。

11月28日(日)
一日中だるくて、仕事にならず。

11月27日(土)
池袋のライブハウス 手刀(チョップ)でサムライの再結成ライブ拝見。リューシン(VO&B)元気そうでなにより。後ろの方で懐かしく見てようと、のんきに構えてたら出番を終えたスリップヘッドバットの石井ちゃん(B)にステージ最前列まで運ばれてしまう。なんだか恥ずかしくて、すぐ小屋の後ろに引っ込みました、シャイな私。

11月26日(金)
パソコンが又おかしい。なかなかサーバーに繋がらない。ヤフーBBに変えてからどうも具合が悪いようだ。なんでだろう・・・。

11月25日(木)
店を9時に閉めアパートに戻ると、部屋には布団が敷いたままになってる。今日布団たたんだはずだが・・・いや、そのままだったのかも。今朝の事が思い出せない。いよいよ来たか老化(笑)

11月24日(水)
店には実に多くの勧誘電話が来ます。その多くは投資。今日もありましたが、その第一声が「先日FAXでご案内したものですが・・・」。答えて私「うちにはFAXないんですけど」ガチャンと電話切れる。

11月23日(火)
大阪のスカムバンド「ウルトラファッカーズ」の新譜『サイケデリックウォリアー』入荷。
CD帯の解説文が可笑しい『関西スカムシーン最後の重鎮ウルトラファッカーズが贈る世界最下層音楽の真髄!』芥川賞受賞者モブ・ノリオ在籍時のスタジオ録音だけど、この文句は逆プライドですね、センス一発の良さがある。

11月22日(月)
また嫌な事件。奈良の女子小学生がむごい殺され方。ここは本当に日本か?

11月21日(日)
消費税21%を計画してるニュース。ここは北欧か?

11月20日(土)
ラーメンに半ライス付きで400円というので食す。マズイし腹がもたれて一日中空腹感ゼロ。いいのか?そんなんで。

11月19日(金)
いくらCDデッキ代わりに購入したとはいっても、せっかくTVゲーム機を買ったからソフトも買ってみた。ヘタだから秒殺されて終わりが途方も無く続きます。ダメです、全然面白くありません。やっぱオジサンには遊べません。ゲームに遊ばれてます。悔しいやら腹が立つやらで、ひらめきました。昔遊んで大盛り上がりになる「テーブルアイスホッケーゲーム」を買おう!ネットで調べたら東急ハンズでまだ売ってるらしい事が判明。直行。秒買。あたしら年よりには、こんなアナログゲームがいいんだ、どうしても。しかし1万6千円もした。
100円で中古ゲームソフトCDを買ったばかりに、1万6千円の出費。人間というものは、怒りのパワーで世の中が動く定説を知る。

11月18日(木)
ノイズバンボ「クソミソ」の宗近君がのっそりとやってきて、ソフトビニールの人形を又仕入れしてよぅ・・・と甘えるが、もうあのジャンルはいい加減マニアな世界で完結してるので面白くもなんともないから、一言「嫌だ!」でおしまい(笑)。昔ロボコンなどのデッドストックをフジヤマで300円ぐらいで売ってたからどうも彼は未だに未練があるようだ(笑)。その手のショップで高い値段で買ってくれたまえ、かなえ、のぞみ。

11月17日(水)
店でBGMとして流しっぱにしているZ-recordというレーベルの 『F-MOOD』 というユニットのCDの評判がいい。心地よいアンビエントなのだが、どこか気持ちに引っかかるものがある。立てつづけに売れた。

11月16日(火)
母珍しく喋ってる。勿論意味不明。

11月15日(月)
最近よく聞くのは、電車内化粧の女の存在。いました、遭遇しました今日。北千住で乗り込んできて、すぐさまバッグから鏡を出して、うまいことバッグの間に差し込んで鏡を立てます。見事です。まずアイラインをペンシルで描きました。それが済んで終わりかと思ったら、出るわ出るわ化粧グッズの数々。私が降りる東武動物公園駅までの1時間強、ずーっとパタパタやってました。ウダウダと。スッピンで乗り込んできたわけでもないのに、いい加減カッコ悪いぞ。乗り込んできてスッと忍者みたいに化粧直して、知らん顔してるのが粋だと思いますがね、お嬢さん。

11月14日(日)
昨日聞いていた例の 『イサドラ』 というバンドのライブが池袋で夕方あるというので楽しみにしてたが、そんな日に限ってお客さんが引かず店を出られず・・・もうッ!普段は暇なのになあ。結局イサドラ初ライブ見れず。店を夜9時に閉めてヘブンスドアへ。ウルトラビデのヒデ君やレニングラードのタバタ君のユニット 『AMAZON SALIVA』 を見に・・・と勇んだが、着いたら汗だくのヒデが入り口に・・・(笑)たった今終わったとのこと、あ〜あ。今日はついてない。せっかくだからと、中で「アイシャルビーリリースト」なんかを極太の音でやってた恒松正敏グループをちょいと楽しむ。

11月13日(土)
セルフィッシュの岡本さん来店。例によって今面倒見ているイサドラという女性バンドの話で盛り上がる。70年代ブルース基調でグルーヴ満載バンドという。彼はもはやパンク以降のモノからは新しいムーヴメントは起きないとキッパリ。パンクは音楽の事を云ってるんじゃないんじゃないの?という私の意見も耳貸さず(笑)。

11月12日(金)
自室のPCは未だにダイアルアップ回線なので、ひと思いにADSLにしちまえ!と威勢良く、店と同じ仕様の『東京電話』に申請したら支払いがクレジットカード決済という案内が・・・。つい数ヶ月前はそんなことなかったのにぃ(怒)。私、カードとか携帯とかは、持たない持てない持つべきじゃない・・・な人間だから、はて困った。面倒くさいからヤフーBBの8メガというビンボクサイのにした。で、今日支払いの手続きをPCで始めたら、やれウォレットだのジャパンネットバンクだの煩雑すぎてわけわからん(怒)電話で暗証番号登録するらしいので掛けたらダイアル回線の切り替えボタンを押せ!シャープボタンを押せ!と女子ロボットの指示。ウーン、あたいの電話にゃそんなボタンはありません!もう何もかも嫌になって寝た。

11月11日(木)
アルケミーレコードのJOJO(非常階段)がWEB日記をはじめた。

11月10日(水)
なべちゃん(犬まがい)が自分のフリーペーパーを飾る台紙を作って持ってきた。ステッチなんか工夫してあってなかなかのモノ。勿論手作りだから味がありますね。

11月9日(火)
母の機嫌が良くて安心してたら、すぐ表情が曇る。とにかく変わり身が早すぎる。いちいち付き合ってると疲れるので、いい加減な返事をしていると、頭をグーパンチ。

11月8日(月)
店頭にパンクスタイルのマネキンを置こうと画策するが、マネキンって高いことを知り断念。いつになったらフジヤマは店の体を成すやら・・・。

11月7日(日)
入荷したての林直人(アウシュヴィッツ)のソロCDが売れた。今日はそれだけでいい。

11月6日(土)
こけしコレクターの諸君さんが温泉地のおみやげこけしを3個買ってくれたが、いっしょに買ってくれたのが昔のミニコミ誌「ペリカンクラブ」。湯村輝彦ですよね?と表紙を指差したので思わず「ハイ!」と即答したが、後でよくよく考えたらテリーさんの奥さんの湯村タラさんでしたよね。。。。またいい加減なこと言ってしまいました(苦笑)いろいろ彼のコレクター振りを聞かせていただいて面白かったのでもっとお話を聞きたかったのだが店のペンキ塗りした後だったので疲れてて思考能力ゼロ。

11月5日(金)
大阪から坂本葉子さんが来る。原宿でやるピーター・ハミルの東京公演を見に来たわけだが、開演までの時間をフジヤマでつぶすらしい。店のどこかから探し出して「ウヒャーッ」と彼女。故林君(アウシュヴィッツ)が作ったミニコミ誌「イヴニング・スター」を発見して驚いて迷わず買ってくれた。このミニコミは1号「音楽特集」出ただけで終わってしまったが、読み返してみたら素直な林君の言葉が出ていて唸った、が、センチメンタルになったのは最後のページに発行者である彼の住所を記す小さな紙が貼ってあるのを見た時。彼は一枚一枚切って貼りつけていたのを思うと、ちょっとグッときた。ミニコミ誌なんだから当たり前の事なんだけど、今はその手触りすら消却する時代になってしまった。

11月4日(木)
想い出波止場のCDを買ってくれたお客さんが差し出した千円札は野口英世の新札だった。ちょっと嬉しかった。研究が元で梅毒で死んじゃった人だと小学生時にはじめて聞いて、子供心に偉い学者さんだなあ・・・・と思った。
[注] BBSで野口英世は黄熱病により死亡との指摘あり。

11月3日(水)
知らぬ間に髪が腰まで伸びてる。洗髪が大変なわけだ。

11月2日(火)
新潟地震救済募金案内がメールで届く。新種の詐欺。いつだって人の不幸につけ込む輩がいる。

11月1日(月)
尾野寺君も参加している「猫町マッチラベル展」を見にいそいそネクタイなぞ締めてオサレして出かけるが、なんと休館日。せっかく谷中まで来たのだから近くのアンティークショップ「EXPO」に寄ってみたが、これまた定休日ときたもんだ。私も月曜が休みで、実家に行く前の夕方までが週一の自由時間なのに、どうも世間のお店は月曜定休というのが多いな。オサレだいなし。

 2004年(平成16年)10月

 m y   f a v o r i t e /フリーペーパー

10月31日(日)
静岡在で古くからの通販客の松井さん来店し、いつものように女性パンクのRAPなどの80年代パンクのレコードの渋いところをまとめ買い。なんでもラフィンのライブを見に来たついでに寄ってくれたと言う。ちょっとしたついでに寄ってくれるというのはとても嬉しいものだ。しかも缶コーヒーを手土産に来店してくれる心遣いが嬉しくて、消費税ナシのおまけ売り。

10月30日(土)
頭痛で身体が動かず。

10月29日(金)
最近ちょっとした揺れの地震が多い。昔はそんなに深刻に考えたことはなかったのに、こっちでは些細な揺れでも日本のどこかでは凄い事になっている、と不毛に思う事ばかり。ひとつ揺れるとぼんやりそんな事考えてしまってる。イラク派兵している自衛隊撤退を条件に、テロリストは日本のノンポリ青年をどうやら殺害したらしい。それでも私はいつものように珈琲を入れて、いつものように飲もうとしたら、珈琲豆は切れていた。しかたがないのでお湯を飲む。あったかい。

10月28日(木)
通販の梱包作業で夜中まで。

10月27日(水)
大宮に行く用事があったので、用事を済ませたついでに、以前何度か来て素敵な人形を買った「デッカ」というアンティークショップに寄って見るが、もう店はやってないという。私の好きな店は知らぬ間になくなってしまう。こんなだから、帰り道のミスズレコードで買うつもりもないのに、なぜか寂しくて西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」のシングル盤を買ってしまう。これだからレコード屋には入らないように心がけてるのに、魔がさした。

10月26日(火)
姪っ子用に昨日購入したアイワのレコードプレイヤーを、彼女の部屋に持ち込みコンポに接続しようとしたら、現在使用中のプレイヤーのターンテーブル上に「サイモンとガーファンクル」のLPレコードが乗ってた。そうか、姪っ子はS&Gが好きだったのか。女の子らしくていいな・・・と。でも、事ほど左様に人の趣味が解かってしまうから、このあたり注意したいもんだ。私が死んでしまって、誰かが私の部屋に入ったとしよう、そこでターンテーブルにマリリン・マンソンやオジー・オズボーンが乗ってたら死ぬほど恥ずかしい。死ぬほど恥ずかしいが、もう死んでるんだから、どうでもよかったり。

10月25日(月)
姪っ子の部屋にあるレコードプレイヤーはアンプスピーカー内蔵の一体式なので、コンポからは音が出せない。なんとなく気になってたので近所のリサイクルショップに寄ってみると、フォノイコライザー内蔵のアイワ製オートレコードプレイヤー PX-E800 が激安で出てた!これは見てくれはともかく、コストパフォーマンス抜群で昔から評判が良く、他社へのOEMにもなったスグレモノ。儀式好きな私だから、オートプレイヤーは欲しくはならないが、そこは女子部の姪っ子だから、彼女の喜ぶ顔が浮かんでついつい購入、早速チェックしたらベルト切れでターンテーブル回転せず。でもモーターはちゃんと動いてるので、とりあえず適当な紐をベルト代わりにしてみたら、ちゃんとした回転数で音が出た。いいぞアイワ! 貧乏の味方、それはアイワ。春日部のオーディオショップに出向きベルトを購入して装着。完璧。

10月24日(日)
どうしても観たかったので、朝一番に起きて新宿スカラ1 でロードショウ公開映画「スウィングガールズ」を観る。てっきり「がんばっていきまっしょい」の監督 磯村一路作品だと思ってたので ちと思惑外れ。どうやら「ウォーターボーイズ」の矢口史靖監督だったのね。この人わたし苦手。俺の青春と違う若さを送った人だと思う。楽しいっちゃ楽しいが今一つ胸の奥にジュンときません。女子高生役の子達の東北弁が可愛いのに、先生役の白石美帆の東北弁がイタイ。マンガみたいな映画でした。どうせマンガなら唐突に始まるCGの処理が面白かったぐらいかな。深刻ぶった青春映画よりよっぽどマシだが、ま映画としてはダメでしょう。とは言うものの、親子ほどの年齢差の友人連れて、夫婦と言い張り 夫婦50歳割引き で入場した私達の方がマンガかも。

10月23日(土)
地震で食器落っこちたとみえて、散乱したまま割れてる。ちょっと奇麗。

10月22日(金)
ほぼ死体。

10月21日(木)
風邪でも引いたか全くもってだるい。腰も痛い。あ〜あ。

10月20日(水)
ソニーマガジンから出た『bean's vol.8 』を買う。温泉地こけしやドリームペッツ特集というので興味深々。ドリームペッツは復刻されてるものもあるらしく、やっぱり好きな人多いなあ・・・とは思ったのだが、問題は「温泉地こけし」の方。昔集めてた「お土産こけし」のマイブームも、10年前ぐらいに私の中では終わってたのだが、この雑誌を見てたら楽しいったらありゃしない。私の周りでは清水嫁以外に誰も同好の志はいなかったから、ちょっと驚いた。

10月19日(火)
母がなにか喋ってる。そう、喋ってる。喋りたいのか、はたまた何か伝えたいのか・・・。

10月18日(月)
CDデッキが壊れたのでなんとなく探してたら、春日部の古道具屋で音楽CDも聴けるTVゲーム機が500円で出てる。購入。パナソニックの3DO REAL という全く売れなかったゲーム機だけど、フロントローディングで大人なデザイン。ゲームはその昔、街のゲーム屋のインベーダーゲームで1面もクリアーできずに終わった苦い過去を持つゆえ、それ以来全く興味ない。

10月17日(日)
もう集めるほどの熱意はなくなってしまったが、俗に言う「お土産こけし」をレコード屋のくせして売ってたり、このサイトにも「こけしバトル」なんてコーナーを作って遊んでるほど「妙なこけし」が好きなのである。時代遅れのこの趣味(笑)他に誰かいないかなァ・・・と以前「おみやげこけし」でネット検索で発見したのが「おみやげこけしクラブ」。なんだか嬉しくてさっそく私の「こけし」も参加させてもらってる。ところで関西女性ロックのコケッシーズはどうしてる?

10月16日(土)
ショートケーキの横に貼り付くセロファン取るのが難しい。

10月15日(金)
通販の問い合わせメールの返事で一日終わる。そのうち何通の人が商品購入してくれるのかなあ・・・。最近は取り置きしたままのものが多い。

10月14日(木)
ニラ玉を作るが、量が少ないので片栗粉で大きくしようと大量に混ぜると、物凄いいやーなおかず料理が出来あがる。とりあえず腹いっぱいにはなりました。

10月13日(水)
東武線車内に居合せた若者が私にガンとばしてるから、なんだろうと思って「なにか用?」って聞いたら「いや別に・・・」と言って下向いた。しばらくたってチラリとそいつ見たらまた険しい目つきでにらんでる。眼を合わすとスーッと目線を外す。なにか気に食わない事をしたのかなあ・・・と考えてみたが、思い当たるフシはない。俺が変な格好の容姿で居るわけではないし、なんで睨んでるんだろう。だんだん腹が立ってきたし気持ち悪いから、ゆっくり聞いてみようと声を掛けようとしたら、電車を降りてしまった。いったいなんだったんだ。する気もないが、喧嘩すらできないじゃないか。

10月12日(火)
東武動物公園から岩槻あたりまで自転車で走りまわったら大雨でカメラまで雨ざらしにしてしまい、哀しいやら疲れるやら。

10月11日(月)
楽しいことってなんだろう・・・と思ってたら楽しくなくなった。

10月10日(日)
最近メールで件名の無いものが凄く多い。以前ウイルスメールを開いてしまいパソコンお釈迦にした事があって、それ以来「件名」がないものは完璧に削除している。英語での件名も削除。メールを出したが返事がない!とお思いの方は、くれぐれも「件名」にお名前だけでも入れておいてくださいね。

10月9日(土)
台風でものすごい雨と風。店に来るまでに、びしょびしょのずぶ濡れ。とんだ一日。

10月8日(金)
あれこれと店内整理してたらすぐに夜8時を過ぎる、時間が経つのは恐ろしく早い。

10月7日(木)
地震で店内のいろんなものが落ちる。ヒヤヒヤな店だ。

10月6日(水)
安田潤司監督の映画「ちょっとの雨ならがまん」のビデオを久しぶりに観てみる。80年代の日本のアンダーグラウンドな音楽状況が満ち満ちていてパワフル。町田町蔵や佐代子(ゼルダ)や佐藤幸雄(すきすきスウイッチ)のインタビューなど今でも興味深い。あの頃の混沌を素直に、そして見事に切り取ったドキュメンタリーとしてちょっとの苦笑いをしつつ最後まで懐かしく観終えた。

10月5日(火)
帰京する私にアルツハイマーの母は、しばしなにか眼で訴えている・・・・なんだろうあの眼差しは。時々思うことがある、実は母のアルツハイマーは嘘なんじゃないか・・・なんでも解っているけど解らないふりをしているんじゃないか・・・とか。

10月4日(月)
今日も雨で電車に乗るのも気が滅入る。子供の時は大雨が大好きだったのに。

10月3日(日)
雨降りの中、腰痛こらえて必死で店にきましたら、杖が店内奥にありました。ついに杖つくありさまかい?ダンディだいなしじゃあ ありませんこと?

10月2日(土)
腰痛 餃子 の一日

10月1日(金)
昔高校生の頃バンドをやっていて、レコードもフジヤマに置いているという男の人が来る。まだそのままの状態でそのレコードがあって感動したと話されるが、そのバンド名を言ってくれない。とにかく20年も前の自分達のレコードがフジヤマにある事がわかって嬉しいという。自分も生きてる実感が確認できて嬉しいと。

 2004年(平成16年)9月

 m y   f a v o r i t e /メンソールのハイライトとおまけのライター

9月30日(木)
夜だみあん来店し、沖縄に1ヶ月行くとの報告。なんとその間にライブ予定があるので行き来するとの事。彼女の大切なモノが見て取れる。彼女笑って言う「そこまでするほどのライブ内容じゃないんだけど」。だみあんの所属するバッハというユニットのビデオを見て私苦笑い。
 
9月29日(水)
店にやって来た少女は、しげしげと店内を小1時間いた挙句「私ナニ買ったらいいのか、わからなくなりました」と告げて帰っていったのでした。

9月28日(火)
自転車にカゴをつけようと思ったが高いので諦めてたら、越谷の古道具屋で「EGOIST」とプリントされたバッグ発見。購入、500円也。黒地に白のパイピングで小さくて可愛い。エゴイストってのはあのコギャル御用達の店かなあ・・・是非そうあってほしい。そんなバッグをチャリンコに付けてジジイが乗るのさ。

9月27日(月)
東武松原団地駅前の定食屋でヤキソバ食べてたら、隣の客がそのヤキソバ見ながら「まずそう」と一言。殴ってやろうかと思いました。

9月26日(日)
恋愛に玉砕した豆大福女史だが元気に来店。ヤケになったかトモフスキーのCDをまとめ買い。

9月25日(土)
セルフィッシュの岡本さんが、なにやら威勢がいい。70年代のブルースロックを今に通用する新しい女性バンドを売っていくというのだが、そのバンドはまだ秘密だと言って笑ってる。彼はいつもそうやって大げさに盛り上がる性格で、いい根性してる。いつだって当のバンドよりも威勢がいい。この日フジヤマ店内で吐いた彼の名言・・・・・「いまにわかるよ、なるほどと思ってびっくりするよ」

9月24日(金)
妙な客が来た。古いロックのレコードを1000枚ほど50万で買取ってくれと言う。さもなければ死んでしまうと。きっぱりと断った。買取る金額でこっちが死んでしまう。

9月23日(木)
休日だというのに店は暇。だもんで、夜10時頃にフジヤマで買い物したいから開けといてくれませんか?という電話を信じて夜の11時まで待ってた私がいじらしい。が客は来ず。篠原ともえちゃんと卓球(電気グルーヴ)が来て「こんな遅くまでやってんだフジヤマ」と笑われたが、やってる理由が客待ちというのがかっこ悪い。

9月22日(水)
殺害塩化ビニールレーベルのファンらしきお客さんが「殺害って倒産したんですか?」と言う。おいおい勝手に決めないでよ(笑)・・・DVDまで発売してんのに。噂というのは怖いなあ。フジヤマも昔、潰れたという噂がまことしやかに流れたもんだったけど、深く静かに生きているのだよ。

9月21日(火)
実家のそばにあるリサイクル店で買った1800円のボロボロの自転車。車体をさび落としして、ペンキ塗装。解体するのもメンドクサイから勿論ハケ塗りの1回厚塗りだ、黒と白でまるでパンダのよう。でも塗ってあげるとなんでも美しくなるもんです。新しいサドルを買えば完璧だ!これで埼玉をブンブン走って写真や8ミリを撮るのです。

9月20日(月)
荒川の河川敷で草野球をやってるのが車窓から見えたので、下車。胸に「T」の金糸で縁取られたエンブレムが入った真新しいユニフォームもかっこいい中年チームが子供チームにヨタヨタと、それはそれは楽しいゲームをしてた。3回で12対0。オヤジチームの監督が出てきて子供相手に盗塁はナシにしてくれとマジ交渉。交渉相手の子供チームの監督が一言「ルールはフェアじゃなきゃ・・」と却下。しかしだ、よくよく考えるに盗塁という行為自体がフェアじゃないような思いもある。結局7回までやって29対0!この国は草野球までゆとりがない。

9月19日(日)
代々木公園でテント生活してる友人に会う。彼はブルーシートのテント前をオープンカフェと称して珈琲やお茶を出す「エノアール」を経営する。ルノアールならぬエノアール。経営といってもお金はもらわず、お客の不要品で代行するという。ホームレス達の素敵な絵が飾ってある。樹木が茂り、その中で飲む麦茶は美味い。週イチで絵画会を開き、たまに演芸会もやるという。

9月18日(土)
当HPで念願の動画配信をあれこれ挑戦の日々で、日記お休みしてた。肝心の動画だが、とりあえずテスト用にアップしてみたが音声がうまくいかない・・・。中古の安い機材だからなのか今イチピンときませんね。

9月4日(土)
眠い。

9月3日(金)
インタビュー雑誌「NU」納品。さっそく拝読したが、これが恥ずかしい。半年も前に円盤オーナーの田口さんと対談した私の言いっぷりが恥ずかしい。まるで酔っぱらいジジイだもん。他の人たちのアカデミックぶりを見るにつけ、なんとも言えず恥ずかしい。でもみんなに読んでもらいたい。人生は恥ずかしさで動いている。恥ずかしい人生はどうしようもなく面白い。恥ずかしさから逃げる事がつまらない・・・と開き直ってみたりして。

9月2日(木)
卓球(電気グルーヴ)が白いi-podを見せびらかしに来た。かっこいいなあ、白のi-pod、欲しいなあ。今、彼は色々と音楽を取込むのがマイブームだそうで「これひとつでフジヤマの在庫全部入っちゃうんじゃない?」などとぬかす。そうだよね、もうチマチマとCD売ってる時代じゃないのかもなぁ。みんなダウンロードして音楽をピンポイントで聴く時代に突入してる、しかも物凄いスピードで。それはそれとして、その逆をのんきに猛スピードで徒歩するのがフジヤマかも。卓球がこの日買ってくれたフリクションもあのi-podに取込まれるのだろうか・・・。たまにはジャケットからとりだしてスピーカーで聴いてくれる事を祈る。祈ってはみるものの、欲しいなぁ・・・白いi-pod、私は戦後の浪花節全集を入れたい。

9月1日(水)
電話あり カトラトラーナはありますか セカンドLPならあります カトラってサイケですか? いいえサイケじゃありませんよ 石原洋はありますか いいえ品切れしてます そうですか 電話切れる。
今日お客さんからの受け答えの電話ですが、この会話には色々な問題が含まれている。お客さんはカトラがサイケバンドなら購入したのだろうか、石原洋がサイケだとしたらカトラも十分サイケだが、音楽ジャンルで括りたくない気持ちもあるし、なにを以ってサイケだなんだと決められるのか説明が付かないので、私はその手の質問が苦手だ。お客様の言うサイケという言葉が何を意味するものかわからなければ、軽妙にサイケですなんて言えない。そして、もう一度考えてみる。サイケと言えば購入してくれたのだろうか。考えさせられる一日になった。 

 

 2004年(平成16年)8月

 m y   f a v o r i t e /お盆飾りの野菜アニマル

8月31日(火)
リューシン(元サムライB&VO)がひょっこり顔見せる。

8月30日(月)
たまった問い合わせメールをチェック。

8月29日(日)
店内は泉邦弘さんの新作CD「馬鹿が牛車でやってくる」を一日中流してた。いやはやミョウチクリンな音楽で可笑しい。渋さ知らズを辞めてしまった彼だが、このCDはジャズには程遠いし、ワールドミュージックというにはあまりに力技のミニマル。見事にサックスが泣いている。

8月28日(土)
実はそんなにのんきにしてられないのだが、仕方なくここんことテレビでオリンピック観戦の日々。今日からフジヤマ営業再開。オリンピックを楽しみましたか?とのインタビューに「楽しむために来たんじゃありません」と毅然とした予選敗退の15歳卓球の愛ちゃん、とてもいい。同じ予選敗退でも男子サッカー代表の緊張感のなさに呆れる。今回の五輪は完全に女子部の勝利。勝者はほんの一握りで、ほとんどの人が敗者なのだから、負けた時の表現で人は評価される。

8月10日(火)
目覚めたら6時。朝か夕方か迷う。この中途半端な明るさはなに?朝日?夕日?どっちなの?朝であることを願いつつ確認したろかとテレビつける。どうやら夕方 ダメだこりゃ。 
   
8月9日(月)
店頭を白ペンキで塗ろうとペンキ購入したまではよかったが、蓋を開けそこなって道路に散乱。ペンキほぼなくなる。3000円がパァ。買い直す気力失せて今日は店じまい。

8月8日(日)
いつものように今日も豆大福片手にやってきた、そう噂の豆大福女史来店。噂は下馬限定だからローカルだが彼女は面白い言動挙行で店内パーッと明るくなる。恋の悩み相談に付き合うが、マジに答えるとじゃがたらのアケミばりのダジャレで返す、しかも下ネタ。ついつい笑ってしまう。女としてのフェロモン不足だと言うのだが、そう自分で自分をでわざともっていくのだから仕方ない。なぜ?答えは簡単。照れ隠し。そしてサービス過剰。普通にしてればいいのに。でもなかなかにパンチある女性だ豆大福女史。

8月7日(土)
サッカーアジア杯決勝で日本が中国に順当に勝つ。反日教育とかですっかり中国人は日本人が嫌いらしい。ハッキリ気持ちが出たから、それはそれでいい。気に入らないのは中国チーム監督の談話。オランダ人の彼は言う。戦争責任としてドイツは大戦後謝ったが、日本は中国に謝ってないから中国人は日本チームに対して責め立てるのだとぬかしやがる。少なくとも政治家でもないスポーツの監督は政治的発言は慎むべき。スポーツがスポーツでなくなる。しかも他国の事である。事情もわからないで発言してはならない。その点ジーコは偉かった。ジーコはぬけぬけと処女のように言った「サッカーは平和の為にあるのだ」。あの試合前の監督会見は世界に配信されたろうから、もう試合する前から勝負はついていたのだ。たとえ試合に中国が勝ったとしても、中国は敗北だろう。

8月6日(金)
8ミリカメラと重い三脚をしょって北千住まで行くと、フィルムを忘れた事に気付く。8ミリの白黒フィルムなんて限られたとこでしか売ってないから、撮影はあきらめて銭湯でぼんやりする。

8月5日(木)
ここ3ヶ月間で撮影したフィルムを現像する。ネガをチラッと見た限り実に空しい写真ばかり40本。何が写っているのかも判らない。とにかくカメラのシャッターを押すのが目的だったから、写真は正直だ。じつに無。紙焼きはまだしない。

8月4日(水)
病院の患者さんの顔を撮る。前向きと後ろ向きを同じサイズで5人ほど。

8月3日(火)
春日部あたりをフラフラしたが、意味もないフラフラは単なるフラフラ。意味のあることってナンなのかと浅く考えて、無駄な時間を無駄に過ごす。

8月2日(月)
アンプが治ったと思ったら今度はバイクがダメときた。エンジンに火が入らない。新しいプラグに差替えてもダメ。50過ぎのキックバイクはツライ。とは言ってもセルバイクに乗るつもりも美意識上ない。汗だくで1時間の後あきらめた。バイク屋に行くしかないのかと考えたが今日は私の休日、こんな事で淋しくトボトボと単車をバイク屋まで引きずりたくない。カメラ片手に実家まで電車で。まさかカメラまで壊れてはいないだろうかと心配。不幸は連鎖するからなあ・・・。喫茶店でパチパチと気持ちよくシャッター切れた。カメラは大丈夫。撮ったウエートレスのお嬢ちゃんにヨッシャーと一人で呟く。お嬢ちゃんに笑われる。

8月1日(日)
お客さんが来ないもんだから、店内用のアンプを本格的にチェック。配線を入れ替えて、各所通電チェックしたら具合の悪いトランジスタを発見。秋葉原に飛んでトランジスタ購入。新しいのに差し替えたら見事に治る。例によって安いパーツを買ってきたからちょっと安い音だがまあいい。とりあえず営業にはさしつかえない。新しいアンプ買うしかないと思ってたから一安心。と、そんな電器屋みたいな1日があっという間に過ぎてた。こんなに頑張ってんのに、お客さんはどこいった?

 2004年(平成16年)7月

  m y   f a v o r i t e /セコニックの古い8ミリ映写機

7月31日(土)
八王子で喫茶店をやってる友人が店をたたむので、不要になった高級アンプをくれるという。彼はオーディオマニアだから喜んでフジヤマ休んでいそいそと出かける。サンスイの立派なアンプをいただいて夜早速チェックしたら壊れてる。電話したら、渡辺なら直して使うと思ってたと言う。直せるものなら直して使うけどパーツ交換に3万もかかる・・・。一言言ってくれよと小さく笑いながら。なかなかうまく事は進まない。そうそうおいしい話はないものだ。

7月30日(金)
昨日直したはずのアンプがまた元の状態でハム音がする。ああ、もう。新品の機材がほしい。フジヤマの機材はなにからなにまで中古品やもらいものばかり。売ってるものは新品ばかりなのだから、ここは金ためて新品機材を買おうか・・・と。

7月29日(木)
アンプの整備をするため機材をばらして端子接点を磨く拭く。これで直るんだからアナログ機材というのはいい。

7月28日(水)
アレルギーのCDとクロンボのキーホルダーを買ってくれたお客さんのつり銭を間違えた!300円のキーホルダーを500円で売ってしまった。追いかけたが追いつけず、あきらめた。先日は「人間ホルモン」のソノシートを入れ忘れたし、らもさん死んだし。なんだかボーとする毎日。

7月27日(火)
母の顔を見て、風呂に入り、ゆっくり帰京する。

7月26日(月)
カメラ片手に荒川沿いを歩く、今日は写真を撮る日。そう決めないとせっかくの休みがダラダラと終わる。

7月25日(日)
アルケミーレコードのthe原爆オナニーズの「O'dd on live Itself」 がCDとして発売になった。このジャケットはひどい!私がデザインしたから「ひどい」と言ってもいいと思う。人から言われると腹が立つが本人が言うのは別にいいと思う。一生懸命になってチャッチイのを造ってみたんだけど、こうやって残ってしまうとタイロウ君達に申し訳ないような、そうでもないような。ところでこのCDは原爆階段のLPもCD化して一緒に収まっているのが泣かせる。両方のライブ(85年〜86年)はアウシュヴィッツの林君(故人)がいてはじめて出来たものだが、どうやら彼の一周忌の記念との事。収録されたライブでは私もずいぶん楽しませてもらった企画だった。特に原爆階段のイヴェント(渋谷ラ・ママ)は凄く疲れて達成感があったし。あんな企画をまたやってみたい。なんか夢があった。

7月24日(土)
こけしが売れた。変わったこけしがほしいと、そのお客さんは言うのだ今時こけしそのものが変わってると思ったりもしてるので、うまい返事が出来ず。

7月23日(金)
仕事を終えアパートに帰る。珈琲を入れる。レコードプレイヤーを回してジョー・パスを聴く。当たり前の一日。なにも起こらない一日。

7月22日(木)
想い出波止場などのCDを3枚万引きする客。しっかり分かっていたので店を出るまでジッと見てた。店を出たら捕まえて1枚でもいいから買ってもらおうと考えてた・・・・とそのとき思いもよらない事が起きる。このクソ暑いのに皮ジャンにモヒカンのパンク兄ちゃんが万引き青年に飛びついてボコボコに!こんな店で万引きすんじゃねぇ!とか叫んでます。こんな店とはずいぶんよねぇと思ったがパンク兄ちゃん頼もしいったらありゃしません。悪そな兄ちゃんが良い人で、好青年ぽい男が犯罪者。

7月21日(水)
東京の温度は体温を超える日々。アスファルトっていうのもどういうもんか。人の都合で地球を閉じ込めてる。

7月20日(火)
母は一度も私の顔を見ることもない。見たくなれば見るだろう。それでいい。

7月19日(月)
カメラ片手にお写真撮影の日。荒川の河川敷。素敵な学生カップルがいたので頼み込んで撮影。学校はさぼったという。なんでと聞いたら「あんまり暑くて頭にきたから」そういう理由で学校さぼれるのはうらやましい。

7月18日(日)
アパートに戻るが暑い。クーラーの設置位置が悪くてフィルターが取り出せないときた。クーラー本体に熱がたまって暖房状態になる始末。せっかくのクーラー意味なさず。おまけに部屋のフューズ飛ぶ。真っ暗。クソ暑い中ろうそく灯してる。ヒューズなんか深夜に売ってる店もなく、なんて哀しい日曜日。

7月17日(土)
店内でめまいがして仕事にならず、夕方に店を閉めてしまう。

7月16日(金)
80年代のアナログレコードを、5枚ほど買ってくれた3人連れのお客さんのコソコソとした会話が耳に入る。「この店世間の常識知らないよなぁ・・・これ定価で売ってるよ(笑)」「中古じゃないの?」「中古でももっと高いよ」。そんな風にバカにしないで、純粋に喜んで買ってくれればいいのに。勿論世間の相場常識は知ってるけど、定価にこだわるのが店の良心。

7月15日(木)
むあ〜ッとした熱帯状態の部屋の中で、こんこんと20時間も寝てた、不覚にも。なんでか知らないが相当疲れてんのかなぁ。

7月14日(水)
深夜、フジヤマからの帰途下半身裸のおばあちゃんと遭遇。家を尋ねても「きれいな植え込みねえ」などと汚い道端の雑草に手をやる。痴呆。警察に連絡しパトカーが来るまで第一発見者の女性と3人でユラユラと散歩。ニコニコと品の良い笑顔のおばあちゃん。話も全く噛み合わないが言葉がきれい。呆ける前の彼女が偲ばれて、ちょっと悲しい。

7月13日(火)

秋葉原で
PCキーボードの小さいのと、マウスのでっかいのを購入。普通逆だろ。 

7月12日(月)
銀座 KEY galleryで大村雄一郎展「夏の庭」拝見。箱の無いスピーカーの放射線状の設置が奇麗。立島夕子さんを交えたサウンドパフォーマンスを見逃してしまって残念。

7月11日(日)
喜納昌吉が参議院選挙に立候補している。なに言ってるかよくわからないキャラで暑苦しいが、武器を捨て、唄で平和を・・・と、恥ずかしい事を昔っからアジってた人だ。政治としての期待は全然してないが、ガチャガチャとした議会にしてくれるのを期待。こういううっとうしい男の「純」も必要なのかも。


7月10日(土)
プロ野球の合併〜買収問題が面白い。ライブドアという合併買収で儲けてきた、特別野球が好きでもない企業の買収名乗りも面白い。それに伴う選手達やファンや既存球団の対応など面白い。プロ野球ってこんなに面白かったんだ。この話はいずれまとめてコラム「フジヤマ本日三時より営業」で述べてみたい。いろんな事が見えてくる事象だから。

7月9日(金)
フジヤマHPの素材をZIPから取り出す作業で汗だく。いいダイエット。しかし暑いなあ。店のクーラーなんてぜんぜん利かない。コンビニは涼しいから用も無いのに涼みに何度も。

7月8日(木)
悪戦苦闘してADSL開通!しかし、いままでのメールアドレスが使えなくなった。ライブドアの無料ダイアルアップ回線はどうやら送受信できないとの事。HPのデータもすっかり無くなってしまったし、みんなのメールアドレスもきれいさっぱりわからなくなった。もう笑うしかない。

7月7日(水)
店にADSL回線導入作戦のモデム到着。それに併せてウイルスだらけのOSを入れ替えたのだがバックアップをZIPに落としてあったものが何故かクラッシュしてて、すべてお釈迦様。いやー大変なことになりました。でも過ぎたことは仕方ない。何事も変革の時というのは痛みを伴うものとちょっとの我慢。俺は大人だ。 店のPC環境を変えて心地よくなるはずが、余計ストレス。インターネットも出来なくなり途方にくれる。
良かれと思って改善を試みるが、それにより新たなストレスの発生が生まれる。残るのは寝不足。便利になって寝る時間を多くする予定が、なんで寝不足になるのか?
人生ままならぬ

7月6日(火)
実家からの帰途アキバに寄りPC関連のジャンク品あさりで一日終わる。

7月5日(月)
JOJOからもらったPCのプリンターを実家に持ち込みチェックしたけど、綺麗に印字できない。何度も設定し直すがダメ。人生の設定も何度もし直したがダメだったからなぁ。

7月4日(日)
昨日深夜(7/3 pm11:00〜)から今日の朝まで渋谷アップリンクファクトリ−でオール。
すうさい堂という吉祥寺にある古本屋さんの1周年記念ライブパーティという訳だ。アップリンクに着くと、岩崎恵一さんという、どうやら音響派のDJプレイ中だったが、なにせパーティと聞いてたので勝手にステージに上がって挨拶。緩やかな天空の音楽に刺激されたのも事実。続いて近廣直也君のDJタイムにも乱入。場が少し固かったので和ませたかったし。すうさい堂さんへの僕の気持ち。
その後、口石アキラさんの強い意志。AKIさんのおしゃれ。魔ゼルな規犬と女性パフォーマーの憑きものへの開放。工藤伸一さんのアホ賛歌。DJしおラーメンの火をつけたまま回ってるターンテーブルにほのぼの。近廣直也&泪橋ミュージックホールの馬鹿丸出し。で終わる。
すうさい堂に未来あれと願う。

7月3日(土)
下北沢ベースメントバーに着くと、the原爆オナニーズのステージだった。横山健の代わりにシンちゃん(元 雷矢)がギター&コーラスで弾けてた、いかしてた。続いてPhewヴォーカルのMOSTが始まった。ロックンロールなパテイ・スミスみたいなPhewに惹かれた。なんか強そうで。楽屋でリョー(元 GOD)から新バンドのCDを渡されたり、カラードライスメンのレイカ(g)など古い友人と会ったりして、やはりたまにはライブハウスに来るべきだと再認識。

7月2日(金)
JOJO(非常階段)からデスクトップPC本体やらプリンターやらもろもろいただいた。JO'SスポーツカードのPC関連買い換えの為、不要になったモノを持ってきてくれたわけで、ありがたいやらビックリ。それにしてもここ最近のフジヤマPC復旧戦争で問題アリだが復旧したのが2台あって、それにJOJOからもらったのを加えると3台!集まる時はこんなもの、壊れるときも一気に来るから気をつけよう。一番状態のよいものをこれからチェックして試行錯誤してみようと考えてるが、私にチェックする頭脳は無い。男として悲しい。

7月1日(木)
朝までかかってPC復旧。1号機はアップ専門機になり、2号機はHP記事作成専門機という形でとりあえず終戦。隊長の落合さんの頑張りに感謝。

 2004年(平成16年)6月

 m y   f a v o r i t e /グレースのヘッドシェル

6月30日(水)
無名塾の美咲ちゃんが東京公演のチラシを持ってきたので、7月のカバーガール用の写真をデジカメで撮って遊んでたら、昨日の屈辱のPC復旧戦の再戦隊長の落合さんフジヤマ到着。女優さんの知り合いになったと、喜んでる。彼の奥さんは芝居オタクだそうで、ちょっと女房に自慢できるなと。微妙な夫婦の機微を少しいいな、と思ったり。

6月29日(火)
夜フジヤマPC復旧作戦リべンジ。といっても私は見てるだけ。落合さん汗だく、私涼しい顔で見てるだけ。いろいろなCD-ROMを持ってきて作業してくれたが、システムに感染したウイルスは強力とみえて挫折。さてどうしようという事になって、落合さんに言う「OS入れ替えてくれない?」エンジニアのプライドを刺激したのか、即着手。ノートPCはOSアンインストールした段階で、その先ウイルスに邪魔され進めず。何もかも本格クラッシュ。いやー全く潔い。今日のところはウイルスに負け。かの落合さん明日も来てくれると言う。エンジニア魂に火をつけてしまったみたい。彼は古くからのフジヤマのお客さんだが、ありがたい事この上ない。

6月28日(月)
なにがなにやら忙しい

6月27日(日)
友人の通夜で保土ヶ谷まで。彼は3度結婚して、その3人の奥さんが来てた。4人で彼の話題なしで食事した。変な感じで深夜まで。

6月26日(土)
やっとアパートの自室に入れた!こんこんと寝た。

6月25日(金)
アパートの自室に入れず、フジヤマ店内の床で、じかに寝たもんだから体の節々が痛くて参った。朝になったので、アパートに帰り大家さんに鍵を借りて落ち着いて仮眠しようとしたがあいにく大家さん今日も留守。仕方無く戻ってフジヤマ営業する、売上が良ければちったぁ気持ちも晴れるが、てんでダメ。店用のアンプも調子悪く妙なハム音が出て直らない。アンプ買ったばかりじゃない?PC相変わらず駄々っ子だし、アパートの合鍵はなんか合わずにドア開かないし、身体は眠いし痛いし、何から何まで喧嘩売ってんのか!と自分に怒ってる私。やり場無き怒りの一日は長く、理性を保つのに精一杯。こんな時TVじゃパンチラ盗撮グループのニュースを報じてる、一人でやれ!グループでやるな!何から何まで腹が立ってきた。たったこれだけの文を書いて保存するのになんで30分もかかるんだ!盗撮の後は近鉄とオリックスの合併ニュース、新球団名はオリックス・バファローズなんだそうだ、つまらん。芸が無さすぎる。近鉄のキンとオリックスのクスで「キンクス」にしてしまえ!勿論ユニフォームはユニオンジャック柄のバーバリー!ともかく今は笑いたい。

6月24日(木)
PCのシステムエンジニアという落合さんがフジヤマのPCをチェックしてくれたが、4時間格闘の末、ウイルスが300も発見されて驚いた。しかもシステムにウイルスが感染していて撃退ソフトがインストールされない。手も足も出ない。それから二時間経過の夜中まで格闘してみたが、精も根も尽きた。現状のままのメモリー不足状態で、HPを作るしかない。一箇所保存しては、電源をオフ・オンを繰り返すというナンダカナア式。時間のかかることこの上ない。ストレス。爆発しそうなので、帰るに決めた。夜中の3時にアパートにグッタリと帰るが鍵が無い!入れない。大家さんを叩き起こすなんて出来るはずがない。眠い。フジヤマに戻って朝を待つしかない。疲れ噴出す、頭も痛い。出きる事ならサウナに行きたい、サッパリしたい。このままでは確実にストレス禿げになる。絶対。間違い無い。

6月23日(水)
珍しくここ4・5日あちこち歩き回ったので、なんだかすっかり疲れてしまった。暑いし。汗だくになったまま1日中眠ってた。足の裏がジ〜ンとなってるまま戻らない。洗面器に水を張り足を漬けたまま眠る始末。

6月22日(火)
秋葉原のサトームセンでSHUREのレコード針購入。4000円。相変わらず高いな、アナログ機材。せっかくの秋葉原電気街だからPCの光学マウス購入。1000円。随分安くなったもんだPC機材。時代を見る。

6月21日(月)
横浜の「ゴクラク」に行く。ここ5年ぐらい粕谷さんにも会ってなかったから出かけてみたのだが、なんと休業日。せっかく来たのだから六角橋商店街をブラブラ。中古レコード屋の「タチバナ」が綺麗になってる。いつも行ってた美味い珈琲を出す喫茶店がなくなってた。仕方ないから桜木町のジャズ喫茶「ダウンビート」でまったりしようと出向くが、これまた定休日!それじゃあってんでクラゲイルのMUONに行くが、昔の面影は全く無く勿論MUONも無い。そう言えば移転したんだと思い出し、ため息。スカの日。横浜から東京を縦断して埼玉の母のとこにたどり着いたら深夜になってた。

6月20日(日)
友人に手伝ってもらって越谷まで念願のエアコン購入。これで以前住んでたアパートに条件で並んだ。居住環境は徐々に整っていい感じ。

6月19日(土)
世田谷通りの東京餃子楼で食事。いつものように、もやしをご飯の上にぶっかけて食べるのを見てた同行の女性が「美味そう!」と真似た。「土方食べ」だと言っても、彼女「美味きゃいい」と核心を突く。

6月18日(金)
何年振りだろう、ケラ(元有頂天)来店。レコードエサ箱に有頂天の1stLPを見つけた同行の女性に、「この頃全然ケラさんやせてる!」と笑われてた。確かにケラ随分貫禄がついたなぁ。体格が変わったケラだが、全然変わってないね、フジヤマ!と、変わってないのをえらく懐かしがってた。壁にディスプレイして15年はそのままの、劇団健康の舞台公演小道具を見て大笑い。変わらないというのも良いもんだ。しかし人が思うほどラクチンでもなく、変わらないのを維持するという事が、実は変わるよりも相当エネルギーが必要というのは当事者でなければ分からないものだ。不変に見えるように変えているのだ。

6月17日(木)
卓球(電気グルーヴ)が来る。ちょうど店のBGMは近廣直也の2ndCDが流れていた・・・・立派な反戦歌なのだが「ウンコの話をしよう!」というくだりで卓球大笑い。うんこという言葉は、いついかなる場合でも笑いを誘う特別な反則技である。

6月16日(水)
昼にフジヤマに来ると店のドア前に工事用パイプが張られていてドアが開けず、フジヤマ内に入れない。ふと上を見上げれば赤いフジヤマ看板もない。おやおや、なんてこったい。案の定、工事屋さんが工事しやすいように足場を作った模様。多分看板はあまりに汚いから捨ててもいいと考えたのだろう、きっと。笑っておいた。工事のおやっさんに直してもらって営業開始。外観が段々綺麗になってゆく、店内も工事が終わる前に整理終えなきゃ、と考えてみるがまだ遅々として進まず、在庫も出し終えてない。外の工事が終われば、外観もレイアウトしなくてはならないし、やることがますます増える。頑張りまちゅ。

6月15日(火)
この2ヶ月間全く外食せずに極力節約に努めた、買いたいものがあるから。今欲しいものは、クーラー、ブーツ、ケータイの3種。クーラー以外は必要にせまられている。母関係の連絡にケータイは以前から気にかけているもので優先順位ではトップかもしれないが、いかんせんケータイは好きになれない。ブーツは単に今履いているブーツが底剥がれして両面ガムテープで貼り合わせている始末だから、どうしても欲しい。だがファッションモノだから、おいそれとは好きなものに出会わない。そこで残るのはクーラー。越谷のリサイクル屋で9800円というのがあるのは知っていた。猛暑を我慢すればいいだけなのだけど、格安で売っているのを知っていると、他人に先を越されてしまうのではないかと、どうも迷う。人間というものはかくも自分勝手な生き物である、自分だけの快楽のためにクーラーに決めている自分がいる。我慢すればいいだけなのに。ボケて私が誰だかわからない母に言う「クーラー買おうと思うんだけど、買ってもいいかなぁ」母答えて言う「うん」クーラーの意味もわからない母の言葉に後押しされて、踏ん切りをつける確信犯でワガママな私。ごめんよ、ケータイはもうちょっと待ってね、と心の中で。

6月14日(月)
東急ハンズで買物するために渋谷に。疲れる街になってしまった。なんだろうこの人いきれ、とはいえ、そのひとりなのだから仕方ないとあきらめてスパッと用事を済ませて246沿いのメアリージェーンへ。静かに珈琲飲みたかったのに、ウルサイおやじがべらべら喋ってる、ジャズ喫茶だというのに。我慢できず退店。駅までの数百メーターを見やると凄い人、ヒト、ひと。その人込みに紛れるのがうっとうしくてうんざり。今度はこっちがウルサイおやじだ、ここは必殺変なおじさん作戦炸裂、ブツブツ独り言作戦に打って出る、「だからおれは困ってるんだよ!なにやってるんだ小泉!」とかなんとか出任せ口任せ大声で。するとサ〜ッと私を避けるように人込みが割れて歩き易い。海が割れるように、俺はモーゼか。そんなこんなで渋谷はどんどんウルサイ街に。

6月13日(日)
私は、いまだに携帯電話というものを持っていない稀有な50台の大人である。あまり必要性も感じていないし、それを使う人を見てカッコいいと思える風景に出会ったこともない。あれば便利なのは実によく分かってはいるが、その便利がもたらす、ちっぽけな利便性にかかるコストが比例してないと思ってもいる。要するにあってもなくてもどっちでもいい段階にいる。ただ携帯ショップでダイアルボタンが大きく、その他の余計なボタンの無い、モノとしてのデザインがとてもグッとくる携帯が目に入る。思わず手に取っていじってたら若い女性店員がすかさず寄ってきて一言「それはお年寄り向きで使いやすいですよ」お年寄りの気持ちがわからない店員さんの親切な助言を背に、お年寄りの私はスゴスゴとその場を去った。笑わせたかったのかと、今になって考えてる。あのカッコイイお年寄り用の携帯欲しかったのにィ。

6月12日(土)
最近よく買い物してくれるお客さんが来て、先日買ってくれた「紅とかげ」のCDがとても良かったと言いながら、怪しいカセットを何本か買ってくれる。多分そのカセットがどんなものなのか全く知らないだろうけど、たくさんあるものの中からたまたま気になって、それを買ってくれる。まあ冒険だったり、挑戦だったり無駄使いだったりする・・・それを楽しむ。そうやって何かが生まれてくる。解りきったモノを確認するための音楽商品を選んでばかりいては、それを聴いてもそれなりのものしか生まれない。

6月11日(金)
雨の日はお客さんも来ない。それでも9時まで営業してみるが、やっぱり惨敗だ客来ない。二人しか来ません。だからという訳でもないがフジヤマHPの記事作り。が、これまた惨敗。PC調子悪くて一保存するとメモリー不足でその都度電源入れ直さねば使えない上に、あれやこれ原因不明のエラーの嵐で泣いちゃいたい。ふと天井に目をやるとクレイジーSKBが昔作った掛け軸、「バカはバカ」と書いてある。そうだ私はバカだったのを忘れてた。バカは負けて当たり前。それに気付いてさっさと帰る。惨敗の日よさようならって訳だ、バカは気分転換が早いからバカでいいのだ。

6月10日(木)
デジタルの世の中になってますな、今。仲のよい友達をカッターナイフで切りつけて殺してしまった小学生がいる。彼女たちは人類の未来を背負った大切な一要素。イエスノーしかないデジタルの世の中に高速で突き進んでる。もう後戻りは出来ないのを私たちは知っている。その中を生きて行くしかないのも知っている。矛盾はいつも進化には付きもの、だからといってあきらめてしまうほど過去の美徳を侮蔑する行為はすまじ。さっき京都から送られてきた「AUX」というバンドのLPにたっぷり入った素敵な音を聴きながら、そんな事をぼんやり。

6月9日(水)
ギャルバンド専門レーベルの弁天。最近音沙汰が無いと思ってたら夜の8時頃木村さんが来る。ブリーチなどのアメリカツアーのコーディネートで1年間弁天はお休み状態だったという。でも8月には「つしまみれ」という千葉の女の子バンドを、弁天の新譜として出すのでよろしくという訳だ。なにかいいCDな〜い?と彼女言うので「自分BOX」を勧めた。いい、いい、と自分BOXの音にうなずいてた。架空舎の時もそうだったが自分BOXも半年後に弁天から出てたりして。

6月8日(火)
アルツハイマー病の母は、私が誰だか分からなくなって久しい。でもそれを悟られるのが嫌なのか、考えても答えられないもどかしさが嫌なのか、それを問われると怒り出す。質問などせずにまるで当たり前のように世間話をしてるとニコニコ笑ってる。今日のあの雲はいい形してると言えば「ウンウン」と笑って、訳わからない言葉が続く。わけのわからない母の言葉だから、仕方なく「ウンウン」と私も笑う。母には過去も未来もないのだ。あるのは今のこの瞬間だけなのかも知れない。今が過ぎれば過去になり消去される。常に今しかない、だから今この瞬間が大事なのだ。凄い純粋性だ。

6月7日(月)
越谷のリサイクルショップでご飯茶碗を3個買う。1個50円だからといって馬鹿にできないつましい青の格子柄デザイン。最近ほとんど自炊生活なのでどんぶりでご飯を食べる自分が悲しかった。貧乏臭い自分が嫌だった。貧乏は貧乏に間違いないのだから、それに染まるのは正に貧乏臭い。金が無くても無いなりに豊かに暮らす策はあるはずだ。

6月6日(日)
店を開けて電源を入れてみたがダメ、電気つかない。ヒューズは飛んでない。東京電力に来てもらいチェックしたらどうやら漏電してるらしい。真っ暗の中であれこれ漏電盤などチェックして3つあるスイッチのひとつが駄目らしい事が判明。2つのスイッチだけで電気つけて営業。その間真っ暗で営業する。ちょうど女の子のお客さんが来たが、怖くて入るのをためらったそうだが思いきって入店してみたそう。こういう暗い店だと思ったとの事。笑っておいた。CDを見るのに懐中電灯を貸してもらって選ぶ店なんて、あるわけはない。そこまでフジヤマはアナーキーではない。

6月5日(土)
ヘブンスドアのオーナー掘さんが、7月予定でインディーズのCDショップを開くにあたって挨拶に来た。ヘブンスの事務所の隣の一室を借りて今準備中との事。店は機械DOTEちんのあんちゃんが仕切るらしい。堀さんもやること大胆だ。

6月4日(金)
ナベちゃん(犬まがいVO) が犬まがいのライブビデオを持ってきてくれた。ADKの頃のあぶらだこみたいに鋭利。めちゃくちゃで、とっ散らかったイメージはそれはそれで面白かったのだが、随分と整理されてまとまってきた犬まがいである。そんなビデオを流してたら、スターリンのT-シャツを着たお客さんが赤痢のシングルCDを買ってくれた。スターリン・あぶらだこ・赤痢の連鎖から2004年の犬まがいへと続いているかのよう。

6月3日(木)
スピードのCDが入荷した。85年のライブというからもう川田良が抜けた後のもの。1曲目から物凄くいい。重く熱い。訳もわからず必死。この頃こういったバンドはたくさんあったように思う。今は今で上手になりすぎるようなバンドが多過ぎる気がする。決してスピードを懐かしがっているつもりはない。

6月2日(水)
夕方、お客さんから今日は何時まで営業してるかという電話が。眠いので8時で今日は閉めるつもりでいたのだが、絶対に行くので開けてて下さいと。結局夜11時頃まで営業。お客さん来店せず。こんな日もある。

6月1日(火)
アルケミーから「ほぶらきん」とか「原爆」とかの旧譜CDが納品されたが、なんと原爆の「ニュークリア・カウボーイ」と「ティンドラムイヤーズ」が1800円に定価が変わってた。知らないうちに世の中進んでるのね。

 2004年(平成16年)5月

 m y   f a v o r i t e /豆大福

5月31日(月)
起きたら夕方!たった2日間の早起きで全身ボロ雑巾のこの私。サラリーマンの人って朝7時ぐらいから活動してるんだからやっぱり凄いと思ったり。

5月30日(日)
今日も午前中から店を開けたピョン。フジヤマの奇跡と呼ぼう!全てはキャプテントリップセールのせい。なにも午前中からやることはないだろうになァ・・・と思ってるが、世間はそれが普通らしい。無事にセールは終了したが松谷君が帰り際に「2ヶ月ぐらいしたら、またやりましょう!」だって(笑)オレを過労死させるつもりらしい。

5月29日(土)
キャプテントリップセールを店頭でやるために15年ぶりに午前中開店す!お客さんが結構来てくれて賑やか。そうとは知らずに遊びに来たガーゼのヒコ君が真昼間のフジヤマに笑ってた。ニューロテイカの結成20周年イヴェントがオンエアーでやるため時間つぶしに寄ったとの事。そうか、奴ら20年か、早いな。フジヤマも今年3月で開店20周年、やっぱ早い。なにかイヴェントやりたいがイマイチ落ち着かないからやる気なし。夏過ぎにでも企画してみるか。来年になってから「21周年記念興行」ってのも、なかなかにオシャレだったりするかも。

5月28日(金)
以前、輸入盤CD輸入規制法案反対の署名アンケートを無視した事があり、その理由も話してもいないのに、なぜだかそんな私を名指しで「不届きな小売店経営者」としてバッシングする書き込みが、とあるネットサイトに流されていると、お客さんから聞いた。
規制反対の気持ちはある・・・が、なにもアンケートをちょろっとメールで勝手に送りつけて返事を出せ!という楽チンなやり方が不愉快だったので返信しなかっただけのことである。なんだよメールで済ますのかい?
あんたの都合でアカの他人が動くとでも思うのかい?友達じゃないんだから。
誰が書き込みしたのか知らないが、傲慢で不愉快な後味を残す。
返事がないからって法案に賛成してるわけでもないし、こちらのモラルを問われてもなあ。メールでなら返事が来て当たり前といった世の中に洗脳されてる。そんなのが常識なモラルだとしたら、そんな都合のよいモラルいらない。
楽して得する方法ばかりが闊歩する、そして過剰な便利を追求する先にあるのは煩雑という名の不便。
俺様の署名がどうしても欲しいのなら出向いて来い!泣きながら「お願いします!」と言え!もういいです、おなかいっぱいです、と言いたくなるほど何百何千と署名してやる!なんなら実印も押してやる。涙で濡れた頬を、そっとジバンシーのハンカチーフで拭いてやる。お互い気持ち良く、なにかが残って頑張れる。
世間は自分と同じとは必ずしも限らない、色んな人がいて面白いのだ。どっからでもかかって来んかい!

5月27日(木)
夜の12時まで営業!そのわけは85年以前に発売されたカセットがほしい、という注文に応えて店の中でくんずほぐれつ戦闘モード。いちいちカセットジャケに発売年を確かめるという気の遠くなる作業でフジヤマ恒例手が真っ黒!目は真っ赤!なにか最近こんな事ばっかしてる気が・・・。お客さんは軽い気持ちで「85年以前の・・・」とか言っちゃってくれちゃうが、それに誠実に応えるには手も黒くなるし、眼球も充血しますし吐き気までします。しかし捜してみると結構あったりするから油断できない、って別に油断してるわけでもない。文章乱れてますのこと。乱れ乱れて大仕事になっちゃったりしても売上があっちゃったりすれば頑張っちゃったりして。軽いノイローゼ。

5月26日(水)
80年代の京都MCRカンパニーのソノシートがほしいというので探してみたらSEX COMPREXとかワルツ とかを発見!そのたびにお客さんが「おおッ!」とか声を上げるので笑った。いろいろ出てくるなぁ・・・この店、ってまるで人事のように感心する私。

5月25日(火)
草加の歴史民俗資料館で神楽の能面と舞服を拝見。傷みきった風情に慈しみの感。学芸員のお父さんがいろいろと説明してくれたのがローカルな味わいがあって素敵。

5月24日(月)
定休日だが昨日の取材撮影の撮り残しをするというので、店を開けて待ってたらお客さんが結構来てくれる。休みの日の方が売上がいいというのは一体どう考えたらいいのか微妙。夕方に撮影終わって店を閉めて実家へ向かうが、その途中の電車の中で先ほどフジヤマでボアダムスのCDを買ってくれたお客さんに遭遇。「ミュージックマガジンの今月号に渡辺さんの事が載ってましたね」と言われるが、どんな按配で掲載されてるか見るのが怖い(笑)

5月23日(日)
詳しくはわからないのですが、「三軒茶屋でお散歩」がテーマとの事でケーブルテレビ番組の取材撮影。インタヴューまでされました。例によって店の成り立ちとか推薦盤とか・・・。推薦盤とか言ってもチンプンカンプンなのでテンション上がらず。テンション上がらないとどんどん暗くなっていき、こんな店ですいませんと謝ってました、アタシ。撮影終えてホッと眼をこすると目ヤニも付いてるし、せっかくのダンディもだいなし。怪しく危ないジジイに映ってること確実。公共電波に乗る価値ナシ!笑ってごまかそう。

5月22日(土)
アパートでふせってたら近廣君が和菓子持参で彼の傑作1stCDを5枚ほど納品してくれた。

5月21日(金)
またまた外国人の来襲!質問もなく淡々と選んでくれたので、安心(笑)。今度は根本敬や丸尾末広などマンガのまとめ買い。ここのところ外国人密度が高い。

5月20日(木)
店の外に工事用のパイプアングルが組まれていて、営業中とは思えない外観になってるが、どっこいフジヤマは営業中なのだ!なんでもフジヤマの建物は老朽化していて補強しないとダメらしく大家さんがあれこれ工事している。永らく隣は八百屋さんだったが、やめてしまったので夏には新しく「鍵屋さん」になるそうだ。

5月19日(水)
キャプテントリップのセール依頼を承諾。松谷君から委細打ち合わせを電話で。セールの話はすぐ終り(笑)世間で話題の輸入盤輸入規制の愚痴話。本末転倒な政府行政だよ、ありゃ。いつでも弱小で金の無いとこから痛めつけられるということですね。

5月18日(火)
3人組外国人がやってきて、いろいろ尋ねられるがさっぱり意味わからずとりあえず大笑いしてごまかす。私含めて4人とも、みんな笑って世界平和。

5月17日(月)
突然の頭痛 好漢近廣君にもらった手塚治漫画「雨降り小僧」を読む 良い話 だが頭痛は続く苛立ちの休息日
 
5月16日(日)
壊れたと思ったが、朝PCの電源を入れると立ち上がった。しかしすぐにメモリー不足とかで30分ぐらいしか持たずに落ちてしまう。その30分の間にHPの記事を速攻でアップする。ちょっとのんきにしてると保存出来ずに消える。なんだよ、どうしてよと思ってると、PC修理にしみちゃん来店してくれて、あれこれチェックしたが元通りには回復しないので、結局メモリーを増強しようという作戦しかないとの事。どんよりしてたが、そこに現れた豆大福女史のとばした下ネタで大盛り上がり。こんな時の下ネタはバカバカしくて救われる。たまたま納品に来た渋さ知らズの泉さんともども楽しいひととき。なにかの縁だからと、泉さんのバンド「I.M.O」のセカンドCDを買ってくれた。おまけにつり銭は寄付だと言って受け取らずに颯爽と帰って行った彼女。その後延々とPCとの格闘が続いて疲労困ぱい。

5月15日(土)
得体の知れない怒りに一日戸惑う

5月14日(金)
同じひとからAT DETと充電装置のEPの注文が何度も来る。何枚買っていくのだろう・・・。多分転売して金に替えるんだろうなあ。なんだかなあ・・・・。本当に欲してる人にちゃんと適正価格で行き渡っているのだろうか、ちょっと疑問に思えてきた。

5月13日(木)
PCが壊れてなければ、そろそろアナログのリストでも作ろうかと思ってるのになあ。凄いぞぉ、フジヤマの80年代アナログ在庫!笑っちゃうぞ、全く。B級パンクの捨てがたいアイテムの嵐。今日の出物は大阪のAIMSのソノシート。って連日の日記にしたためてるが、PC壊れてるから世間に発表できないのね、あ〜あ。

5月12日(水)
店は相変わらず80年代自主盤をせっせと出す作業に夜8時まで。ゼルダの1stLPが出てきて驚いた。今日の出物はチキンシットレーベルのインセクト・パウダーとティファニーズのソノシート。落ちついた夜10時からキャプテントリップの未整理の入荷CDを店頭出しで深夜3時まで(苦笑)念願だった難行(笑)を終えホッと。さあキャプテントリップマニアよドンとこい!です。それにしてもモーリン・タッカーやらデア・プランやら凄いマニアック炸裂レーベルと再確認。

5月11日(火)
夕方地引さん宅にお邪魔する。元気そうだったが少し前にはストレス高じて不整脈で倒れたとか。それでも話しが進むうち「まんがイーター」はワールドワイドな展開になりそうと威勢が良くなってきた。出れば情況は好転するような気配が感じられた。

5月10日(月)
草加のネットカフェで、フジヤマBBSに「PCクラッシュの為メール送受信不能」の書き込みする。云いたいことは山脈ほどある。

5月9日(日)
夜PCクラッシュ!云いたいことは山ほどある。

5月8日(土)
うんともすんとも言わなくなったノートPCに続いて、店のPCも調子悪い、すぐに落ちてしまう。なんだよもう!HPの更新作業がえらく時間がかかる。イライラしながらも品だし作業。昨日から出してる80年代アナログの中で、早速「人間ホルモン」のソノシートが売れたぞ!で、今日の出物はFACK GEEZのEP。

5月7日(金)
少しずつでもいいから在庫を出し始めた。もう店内をキレイにするなんてどうでもよくなった、最近は哀しい事が多くてぼんやりしてたから、人としてダメになる前に動いてないと死んじゃうマグロ状態でゴー!80年代のアナログ盤などチマチマと放出。今日の出物はSWASTIKAのEP。

5月6日(木)
今日の店内BGMは「犬まがいの事前LIVE」と「ゼルダのカルナヴァル」をかわりばんこに。20年前もこんな音で店は鳴ってたと、その変わらないぶりに我ながら苦笑する。今バリバリの犬まがいと20年前のゼルダがフジヤマの中で一緒に生きてる。レコード/CD屋だから昔のジミヘンの後に宇多田ヒカルがBGMで流れても一向に構わないし不思議じゃないんだけど、フジヤマで私が聴くのではかなり意味合いが違ってくる。

5月5日(水)
円盤レーベルの「CATCH35」を店内で流してたら山本精一の「あの素晴らしい愛をもういちど」がしみた。加藤和彦の曲ばかり集めたトリビュートCDだが、いまさらながら山本精一に脱帽。

5月4日(火)
夕方、アンティックフォークロアの山海さん来店してちょっとした話しをするまで、満足に言葉を使って無い事に気付く。今日はじめて声を使うのに驚いた。「いらっしゃいませ」ぐらいだもんな・・・よくよく考えてみると。人は1日にどのぐらい言葉を話すのだろう。どうも最近声を出すと、もの凄く疲れる事に気がついた。でもそういう疲れは気持ちの良い疲れである事にも気付く。1日一言も声に出さない日がある事に静かに驚く。そんな日の疲れはやり場のない疲労として残る。

5月3日(月)
今日は店内きれいにしようと張り切ってみたものの、レジの前に座ってHPの原稿書いてたらもう夜の11時になってた。早くちゃんとした店にしなくちゃと焦ってばかりの毎日。落ち着く日は来るのか?

5月2日(日)
せっかく仕入れたCD、万引きされました。なんでするの?金がないから?金が無いのは多分オレの方が上だぜ。イジメか?オレ、なんか悪い事した?暗澹たる思い。昔、ラフィンノーズのCD万引きされた事があった、カウンターの上にメモ用紙が置かれてて、そこには「お金がなくてすみません、ラフィンのCD万引きします」と書かれてた。とぼけた野郎と腹も立ったが、置手紙なんていかにもフジヤマの客らしいなあ、と思ったりしたので、まだ許せたし我慢も出来たが、今日は殺意さえ覚えた。万引きでつぶれるより、どうせなら売れなくてつぶれる店になりたい。

5月1日(土)
女子高生だった頃のイメージしかない「さくら」が彼氏を伴って来店。いくつになった?とまるでオヤジ臭いこと聞くと「30超えた!」時の流れるスピードは恐ろしく速い。フジヤマはあの頃のままピタッと止まってる。良いも悪いも半分半分。

 2004年(平成16年)4月

 m y   f a v o r i t e /昭和なペーパータオルケース

4月30日(金)
清水夫妻に自宅用のPCを使えるようにしてもらい一安心したが、お客さんはなかなか来ず苦笑する3人。夜中の2時頃再びPCチェックしたら立ち上がらずブラックアウトしてしまう・・・・オイオイとツッコミ入れてみる。なかなか上手く事は進まない。

4月29日(木)
人質解放とか議員不正とかの自己責任とかで、TVも新聞も読む気もしない。落ち着け!

4月28日(水)
PCのウイルスメールのダウンロードで1時間!不毛な削除作業でイライラ。どうすればいいのか解らず溜息。ちょうど尾野寺君が遊びに来たので愚痴ったら、ADSLにしたら?と言われる。で、それどうやんの?と聞く私。そんなこんなで1日過ぎる。

4月27日(火)
ふんどし絞めて さあ

4月3日(土)
SSKLの鈴木君来店。彼はスターリンの「トラッシュ」の新品未開封CDをヤフオクで入手したという。あれ、CD化されてたのか?なんでもありだな、ヤフーオークション。

4月2日(金)
追いまくられる毎日にロックは有効か

4月1日(木)
エイプリルフール おれが馬鹿

 2004年(平成16年)3月

 m y   f a v o r i t e /窓を開ければ梅満開

3月31日(水)
TV観戦日 ヤンキースVSデビルなんとかチーム の始球式に勘九郎の背番号3に不覚にもウルッとくる さすが歌舞伎役者 こういう浪花節もたまにはいい

3月30日(火)
ゆっくりと行け 今は

3月29日(月)
花粉症か、今年も

3月28日(日)
部屋で桜の花見 

3月27日(土)
腹痛の誕生日

3月26日(金)
空を見てた

3月25日(木)
だみあんが店に来る。客が来てもウンともスンともいわない私に「いらっしゃいませぐらい言わないとダメでしょ?」と叱られる。閉店後、だみあんと少し前に出来た餃子屋へ。たいして美味くもない。ここはオープン時に、美味いと評判の行列が出来てた店だったはず。綺麗で清潔な店だが、普通の味でたっぷり食える餃子屋であってほしい。汚くてもいい。昭和の店的がいい。ここの餃子屋は平成的だ。フジヤマは昭和的でありたい。出来れば大正的でありたいが、それほどのモダンさは無理だから。

3月24日(水)
撮影のギャラ未払いの件で打ち合わせ。半額にも満たない額に値切られた。もらえるだけ嬉しかったので「ありがとうございます」とつい口を滑らせたが、どうみてもおかしいと気づいたのは2時間後。

3月23日(火)
ドリフのいかりや長介さん死去。ファンがみんな泣いてる。成功した人の見事な死なのだから、なにもそれほど泣くこともないと思ったり。みんな泣きたいのだろうな、きっと。泣く理由が必要な時代なのかも知れないと、いきがってみたりする。私のまわりじゃもっと悲惨な死に直面してる人がいる。

3月22日(月)
昨年自殺した旦那を持つ古い友人が会いたいというので、六本木まで。せつない話を2時間ほど。

3月21日(日)
世田谷観音で母の安否を祈願

3月20日(土)
ほっとする、ひとときの4時間

3月19日(金)
北千住の銭湯で偶然古い友人に会う。老けたなあと言うと、お前もな!と返された。

3月18日(木)
メールが110通も来てる!ほとんどがウイルスメール。削除する手間でノイローゼになりそう。

3月17日(水)
強風で店頭のショーケースが倒れて破損。悲しい気分で掃除してたら古本君が来る。二人で破壊されたガラスケースをこなごなにしてゴミに。一人だったら虚しい作業だったろうが、彼のお陰で気分は紛れた。

3月16日(火)
マラソンの高橋尚子がオリンピック落選した。前回五輪金の実績も通用しなかったという訳だ。日本独特の選出方法「ファジー」が「クリアー」になったというわけですね。日本もアメリカみたいに「キッチリ」した合理主義になったという事かも。いいも悪いも無い。そういう時代を選択したと判断すべきだろう、マラソンに限らず。

3月15日(月)
徹夜で確定申告書を作成し、ヨレヨレになって税務署に出向き提出し終えると、昼になってた。いつもは案外楽に作成出来てるのに、なんでこんなに疲れたのかというと、例年だと手書きでチマチマとデータ作成してたものを、今年はパソコンでデータ入力しようと慣れない分野に挑戦したからに他ならない。便利を追求した結果、めちゃめちゃ疲れてしまった、という皮肉。まあ、一度やり終えたから、来年からは楽になると思う。何事も「はじめ」には苦労が付きまとうものなんですね。

3月14日(日)
まるまる一日熟睡してた

3月13日(土)
確定申告のデータ整理で一日終わる

3月12日(金)
明るい午後

3月11日(木)
16ミリの映写機がヤフーのオークションに出てたので俄然欲しくなって、ずっとその画面を眺めてたら、JOJOが来てそれ見て笑ってた。カードを持ってない私なので、どうすればヤフーのオークションでモノが買えるのか悩んでたらJOJOが入札してあげるよと言う。そう言われるとちょっと本気になって考えてみる事になる。いくら16ミリとはいえ私の絶対値段としては1万円は高価だから、様子みてもっと安いのがあるはず・・・と、臆病になってみたりして。

3月10日(水)
またしても古い友人死去の一報が。言葉がない。

3月9日(火)
ヤフーに続いてジャパネットたかたも個人情報が漏れる。犯罪は見えにくく、あっさりと犯される時代に入った。進むべき便利を少し遅らせないと、生活は確実に情報によって破綻する。

3月8日(月)
電車に乗ったら、目の前の座席に座る男女6人揃って二つ折り携帯開けてる。まるで聖徳太子の揃い踏み。異様な光景に映るが、それは私が携帯を持たないから異様に思うのか。

3月7日(日)
先日店を閉めた八百屋のおじさんと、店の前で世間話してたら、チャリンコに乗った金髪青年が挨拶する。エイズというバンドをやってたモンチだった。ギターをしょってこれからヘブンスでライブとの事。チャリに乗るパンクスの勇姿、こっちまで元気をもらった感じ。

3月6日(土)
よく来てくれる女の子に、気持ちが上昇するヤツをと尋ねられて、赤痢と渋さ知らズのCDを勧めて買ってもらったが、さて喜んでもらえるか。

3月5日(金)
お隣の八百屋さん商売止めるにあたって、今日で物件の引渡し。不用になった掛時計やら荷車台車などもらうが、どうにもせつなくて、今日は接客に力が入らない。そんな日に限ってよく売れるもんなぁ。接客なんかしない方がいいのかも。

3月4日(木)
雨 ざけんなよ!

3月3日(水)
アウシュヴィッツの林君(故人)の誕生日。JOJOとジュンちゃん(非常階段)が来て、アウシュヴィッツの追悼盤CDを納品してくれる。なんか店で流すと泣いちゃいそうだから、遠慮した。

3月2日(火)
友人を見舞いに女子医大病院。いつ来ても病院は嫌だ、こっちまでどっか悪くなるような気分になってくる。更に、よくまあこんなに患者がいるもんだと思うほど混んでる。ところで、かんじんの友人は知らぬ間に退院してた。いつものように間抜けな私。まあ、病院で会うのは好きじゃないから、それはそれで良かった。

3月1日(月)
母 私を見て「この人いい人」と。若い女性に「いい人」と言われるのは、ちょっと微妙な後味を残すが、記憶の無い母に言われるのは、ホッとさせるものがある。

 2004年(平成16年)2月

  m y   f a v o r i t e /銀のジッポー

2月29日(日)
雪 積もるほど力なく パラパラと

2月28日(土)
驚く。お隣りの八百屋さんが明日で営業をやめる事を知る。随分お世話になったのに・・・やめるなんて知らなかった。気持ちが重い。

2月27日(金)
異彩なバンド「マリア観音」の新譜CDを納品に来た平山さんが、店内に置いてあったパネル写真にえらく興味を示してる。アレルギーやあぶらだこの80年代初頭のライブ写真なのだが、撮ったのはカメラマンのカヤバ君と教えると、彼の事は知っていて写真集出してくれないかなぁ・・・と。この頃の東京ライブシーンは確かに面白かったけど、僕はライブ写真よりカヤバ君の今の写真が見たい。

2月26日(木)
殺害塩化ビニールのCDを、何気なくまとめ買いしてくれた男子。クール!

2月25日(水)
ボンバーが中古のPCプリンターを持ってきてくれたので早速繋いで売上表をプリントアウトしようとニンマリした午後10時。専用電源コードが無くて先に進めず、どんよりとした午後10時半。

2月24日(火)
今年こそパソコンで確定申告を済まそうと、頑張ってみる。が、マウスの調子がおかしくてカーソルが上手く動かずイラつく。又しても手書きか?今年も。

2月23日(月)
グールのマサミちゃんが夢に出る こっち見て笑ってる

2月22日(日)
ネギ刻む 最近のフェイヴァリット

2月21日(土)
土曜日のショートケーキ

2月20日(金)
気分を変えて靴下はグリーン

2月19日(木)
渋谷の交差点 いつもの男チラシ配り いつものように誰も手にせず
 
2月18日(水)
北千住の風呂 爺さんのチンポは長い

2月17日(火)
春日部の駅 女子高生の足は太い

2月16日(月)
ニコンF3で散歩 ファインダーの中に20ミリの幻想

2月15日(日)
先週私が買った空っぽのPCにOSやらソフトなど入れて使えるようにしてくれて、持ってきてくれた清水夫妻。いつも助かるピョン。しかしネットはどうにもこうにも使えないとのこと。モデムのドライバがどうのこうの・・・で、何が何やら意味わからん。

2月14日(土)
目の前が薄くハイキー

2月13日(金)
団子虫になってたら友人の見舞い。せっかくの好物ショートケーキも食べる気力なし。

2月12日(木)
電気毛布が見当たらない・・・どこ行った?

2月11日(水)
夜中に三茶に戻ってみたら高熱。風邪だな。対策は我慢。

2月10日(火)
母に小声で「痩せたね、かあさん」と言うと、ジッと私を見ること10秒「いいから学校行け!」

2月9日(月)
なぜだか北千住の銭湯に行きたくなってブラブラする。銭湯の湯上りにお約束のコーヒー牛乳を。したら下痢。どうも最近体力低下に泣かされる。

2月8日(日)
新しいPCを思い切って買う決心で、清水夫妻と秋葉原へ。予算は三万。中古店で速攻購入。OSナシだが1万6千円だった。ちゃんと使えるように、しみちゃんにそのままあずけた。元々PC嫌いなので嬉しくもなんともないが、PC購入した私につられて清水嫁も3万ぐらいのノートPCを購入したのは笑った。しかも物凄く嬉しそう。私もあれだけ喜べたら、さぞかし楽しかろう。

2月7日(土)
PCがどうも調子悪いのかHPの更新ができないでいる、なんで?どうして?で夜中まで。

2月6日(金)
交通事故で入院している友人を見舞い。驚いたのは、入院してる彼のそばにいた女性が実は私が昔付き合っていた彼女。知らなんだ。妙な再会。

2月5日(木)
雄介が来てサディサッズの20年も前のTシャツを買ってくれたが、その購買理由が楽しい。人にプレゼントするモノで受けるのを探してたそう。同じ時代を生きたロッカー(笑)なんだろうなぁ・・・・。

2月4日(水)
3000円で手に入れた古いダブルの8ミリ映写機が調子悪い。フィルムの巻き取りができない。ベルトを交換すればなんとかなると思い、東急ハンズでゴムベルトを買って加工。直ったので早速大阪万博を撮った8ミリを見る。チラっと写ってる私の格好に笑う。チューリップハットに縞のベルボトム!若いってのは恥ずかしいもんだ。

2月3日(火)
イライラしてた。東武線の春日部から乗ってきた子供がうるさいから。母親は注意せずにいる。子供というのはウルサイものだが、子持ちの人にとっては麻痺してるから当たり前の様に平然としてる。私はそんな情況が滅入るのだ。子供だから仕方ない・・・という風潮も気に入らない。どっちに注意しようか考えた、親か子か?とりあえず座ったままの席から「うるさいよ!」とやさしいが大きな声で。あたりの乗客に緊張。子供は相変わらずキャアキャア叫んでる。席を立ちガキの目の前にまで行って「静かにしろ!」と、そのガキに。親にいうべきか、当事者に言うべきか迷ったが、もう冷静を装う余裕は無かった。それほどのカナキリ声。母親にガン飛ばされた。日本は明らかにおかしくなってる。

2月2日(月)
学芸大まで散歩。好きな和菓子屋さんが無くなってた。ここの大福の豆は美味かったのに。

2月1日(日)
恒例の「フジヤマ節分豆ぶつけ」去年の復讐とばかりに清水嫁に思いきり顔にぶつけられて痛い。「顔はやめて、私女優よ」と、つまらんギャグ言おうとしたが、かんでしまってレロレロ。夜になってほとほとぶつけ疲れたので、店内で80年代パンクの試聴大会となる。大盛りあがりになったのは「カケラ」というバンドのEP!クラッシュが好きという感じがよく解って、それでいてなんともいえず日本的にいなたい。こういう事でいいんだ。中途半端に上手いバンドは日本にはたくさんいて、10年20年と持たない。「カケラ」の持つインパクトには負ける。


 2004年(平成16年)1月

 m y   f a v o r i t e /フランス製の8ミリムービーのリール


1月31日(土)
SSKLレーベルの鈴木君が新作CDを納品に来たついでに色々なものを買ってくれたが、中でも一番受けたのは「オールスター☆誕生日カレンダー2004」と題されたカレンダー冊子。パソコンで作られたそれは色々な芸能人やら有名人の誕生日が毎月日割りで書き込んであるオタッキーなモノで、これは笑える。鈴木君嬉しそう。私も嬉しい。

1月30日(金)
ウルトラビデのビデが来て今日のヘブンスドアでのライブのお誘い。店を9時に閉めてフラフラ出掛けるが、頭痛くてドアの手前で諦める。「元気出るライブやってよね!」と言っておきながら、こっちが元気ない。

1月29日(木)
何枚かのレコードをカウンターに差し出して「昔お世話になったハシモトです!」と彼は言った。20年近く前にハードコアミニコミ誌「修羅」「WOO」をやっていた橋本君だった。店の中で在庫を見てるうちにウルウルしてきましたよ・・・と。サラリーマンになれなかったオヤジと、立派にサラリーマンを務めてる男の再会は、ちょっと心にきました。あの頃は、あっちでもこっちでも何か揉めてたよね・・・熱かったよね、と笑う。今だって若い子の中では色々と熱いのだと思うが、内にこもってるから目に見えない。気持ちの悪い世の中になってる。橋本君もオレも気持ち良く過ごそうぜ!

1月28日(水)
店に電気グルーヴの卓球と滝君が揃って遊びに来る。死ね死ね団のCDを手に大笑いしてて、こっちまでつられて笑った。卓球大声で読み始める「程度の低い素人サウンドは彼等を一躍ホームレスに!」滝君ひたすら爆笑。このCDキャッチじゃ笑うわな。勿論買ってった。

1月27日(火)
母と目が合ってしまった。そして、視線を瞬時も外さずに私を見続けている。何を思ってるんだろう。「この人誰だろう?」か「私は、ボケてるふりしてるけど、息子のおまえには解るはずさ、正気だって事は」か。強い意思を持った視線にドギマギする。

1月26日(月)
イラクに自衛隊派兵のニュースが最近TVや新聞を賑わせているが、その多くはイラク民の自衛隊ウエルカムの報道ばかり。「ほっておいてくれ!」というイラク人だっているはずだ。そっちの意見が聞きたい。

1月25日(日)
いぬん堂の石戸さんが、岡山から来ている「駅前旅館」というバンド連中を引き連れて来店して大賑わい。以前は肉弾というパンクバンドやってた文谷さんは、バナナリアンズのLPを買い、石戸さんはリアルのソノシートを買ってくれたのはまあまあ想像できたのだが、一緒に来ていた女性が予想だにしていなかった蛙と猫のキーホルダーを買ってくれたので、ついでに御狐様も勧めて、計200円。仕入れ値にもならないが、いいの。僕楽しかったから。

1月24日(土)
インスタントラーメンにねぎを刻んで入れる事を覚える、少しグルメ。

1月23日(金)
ジャンパー着たまま布団で団子虫の24時間

1月22日(木)
次から次へと溜まる仕事。ちょっと休ませてくれ・・・と、言う私。

1月21日(水)
めんどくさい事せずに、アジアの難民を養子にもらえ向井亜紀。

1月20日(火)
母衰弱、かける言葉が無い。

1月19日(月)
気がつくといつも床ずれ

1月18日(日)
寝ちまったぜ!

1月17日(土)
なに?なに?なんでこうなるの?と、ボクは言った。

1月16日(金)
風邪っぴきなので、困ってまちゅ。

1月15日(木)
資産運用の電話勧誘がうるさい、よく喋る、感心する。断るのにとても勇気がいる。最後には「本当に申し訳無いんですけど・・・」とこっちが謝る形とあいなる。どっかおかしい。で、いつもこっちのセリフが終らないうちにプツッと電話切られる。後味悪い。

1月14日(水)
閉店後、通販の梱包用にダンボール拾いに夜の繁華街に出るが、あまりに寒くて「アンクルトム」で珈琲。ジョー・パスのいい感じのレコードが流れていて暖かい。通販梱包の仕事する気が失せかけるが、店に戻ってやり終える。男だねぇ。

1月13日(火)
ピッキー・ピクニックのソノシートを買ってくれた素敵な女性との会話。「これ、よく入荷するんですか?」「いいえ」その後会話続かずその人帰ってしまった。この会話は会話になってないなぁ・・・と反省。「いいえ」の後に、「新譜として入荷した10数年前から、ずっとあるんですよ」と言わなければ正しくないのだけど、信じてもらえそうもないから口が重くなってしまう。

1月12日(月)
外は寒くてどうしようもない。

1月11日(日)
店の前に皮ジャンが捨ててある。破れてボタンもない。

1月10日(土)
今日の晩ご飯は豪華に天ぷら。こんな日があってこその日々の貧乏。

1月9日(金)
撮影の仕事のギャラを持ち逃げされた。今時珍しいな、持ち逃げ。しょんぼりとフジヤマに戻る。いつの世も、貧乏人は貧乏人に騙される。悟ってきたぞオレ。

1月8日(木)
高円寺の「円盤」というショップで、オーナーの田口さんと雑誌企画の対談。店というメディアにおける場というテーマだったのだが、なさけない話のオンパレードで果たして記事になるのか疑問。

1月7日(水)
年賀状作りで一日終る。なんでこんなに時間がかかるのかといえば、どんな賀状にするのかを考えてるうち時間がドンドン過ぎて行く。描き始めれば30分で終る。

1月6日(火)
だみあんとボンバー来店。なにかすぐ別れるのも寂しいからマクドナルドへ。しかし11時までしかやってないので、ろくな話も出来ず。

1月5日(月)
アパートで寝てたら尾野寺君に叩き起こされた。ふたりでバカ話し。

1月4日(日)
新年って事で、気持ちを新たに営業!と、晴れ晴れと店に来たが改装中のゴミを整理という、まったく去年と変わらぬフジヤマ初日。まともに接客する余裕もない(苦笑)ゴミ整理して一服してたら清水夫妻とだみあんが鍋やろう!と集結してきた。こうなるとすっかり頭は正月鍋モード。仲間がポツポツ集まってきて、いつものフジヤマ正月鍋という風物詩。

1月3日(土)
死んだままではいけないと、レコードを聴くことにしてビリー・ホリディを大音量で。そんでまた寝る。

1月2日(金)
死んだように寝てた。

1月1日(木)
姉の家で豪華な刺身を。だって正月なんだもん・・・とは姉の言葉。